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月刊卓球雑誌ニッタクニュース

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世界選手権モスクワ大会 インタビュー:近藤欽司

JOCエリートアカデミーコーチ
近藤欽司

今後の課題はロングサーブから3球目アタック攻撃
 

打倒中国が現実に...

ところで、今後の女子についてですが。
近藤  期待がどんどん膨らんできます。日本にとって中国を倒すというのは悲願の夢でしたが、現実に身近な目標になってきたと思います。

これは私の考えですが、新しい技術を開発することと、相手の弱点をつき、相手の予測を外すようなプレーが必要だと思います。国内外でも慣れる能力が高くなってきましたから、同じやり方で得点は難しい。戦術の幅がなかったらどうしようもないです。

新しい技というのは。
近藤  まずサーブ。
それにラリー中の球質の変化や、前後の揺さぶりです。
またカットブロック、カウンター、アタックブロックなど、ブロックの技の種類を増やすことが必要です。

それと、ツッツキですね。
打点の変化をつけること、横回転のツッツキ、ストップ技術も打球点を変えるなど、技術の幅を広げていきたいものです。

しかし、選手同士の練習を見ていると、残念ながらそのような練習はやっていません。
やはりスタッフが意識づけをしてあげないといけないですね。
練習相手が変化のあるボールを出していく意識を持つことが大切です。

どの辺りまで中国に迫ってきていると思いますか。
近藤  カット対策の戦術練習で韓国に勝ったのだから、対中国の戦術練習を徹底したら勝機はあると思います。
選手1人1人の弱点を攻める練習ですね。
そして、1ゲームであと2本確実に得点できるようになること。
例えば、ロングサーブを出し、3球目アタックでのスマッシュが打てるようになることです。

今後の日本選手の課題は。
近藤  私が思うに、日本チームの課題というのはサーブ3球目です。
特にロングサーブからアタックする3球目です。
ロングサーブを出せば必ずトップスピンで返ってきますので、アタックしやすいと思うのです。
ツッツキなど下回転系のアタック攻撃はある面では難しいので、前進回転に対するスマッシュを戦法に入れることです。

あとは、馮天薇もやっていましたが、ラリーになった時に最後はフォアで回って決定打を打てるようにすることです。
以前はバックで対抗していましたが、今回はチャンスがあればフォアで回り込んで強打している場面が多くありました。
日本の選手もそういったプレーができた方が良いと思います。


▲決勝点を上げたシンガポールの馮

日本が中国に勝つ可能性は。
近藤  シンガポールが勝ったのですから、日本も勝つ可能性があると思います。
しかし、馮天薇のように力のあるプレーをするのは難しいから、日本は勝ち方を考えなくてはいけませんね。
日本流の勝ち方というか、それはやはり繊細な戦術が欠かせないと思います。

大会で強く感じたことは。
近藤  新しい戦法として、フォア側に来たボールを1本目はフォアで相手のフォアを深く攻め、次にフォアにきたボールをバックで打つというプレーですね。
面白い発想だと思うので、提唱したいですね。

またハーフバウンドのナックルサーブが圧倒的に多いので、そのレシーブ対策をしっかりした方が良いと思います。
馮天薇(シンガポール)が劉(中国)に勝った時もハーフバウンドくらいのナックルサーブがほとんどでした。
流して入れるレシーブだけではなくフリックするなど色々な技が必要だと思います。
詳細は「ニッタクニュース2010年8月号」に掲載しています
マンスリースペシャルは NITTAKU NEWS より抜粋してウェブ上で公開しています。

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