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LECTURES / EVENTS
卓球の世界で「モーリシャス」と聞いて、ピンとくる人はいますか?
試合が終わり、シャトルバスでホテルに戻ろうとすると、バスは珍しく満員。隣に、外国の方が座ってきました。
「Sorry」と言われ、隣の席を空ける。私はカメラバッグ、リュックなど荷物がたくさんあったので、隣の方もとても申し訳なさそうでした。
※ここから、カギカッコの会話はすべて英語です。
「どこからきたの?」
私「日本だよ。あなたは?」
「私はモーリシャス」
私「モーリシャス?あー。わかります。」
「うそ?ほんとに。うれしいな。それより、日本は地震は大丈夫なの?心配です」
モーリシャスは、アフリカ大陸にあり、マダガスカル島の横にあります。公用語は、クレオール語、英語、フランス語。私の低い英語能力に合わせて会話をしてくれます。
「俺はアランっていうんだ。よろしく。」
バスの中で 、会話が弾む。
アランさんは、モーリシャスNO1プレイヤー。普段は、インターネットの会社に勤めており、練習は週3回程度。ただ、決まった練習時間はなく、できるときに練習をする、ということで、練習する時間も1時間しかないときもあるという。また特に決まった監督、コーチもおらず、練習は自分たちで自己流で、やれる場所で練習をしているそうだ。
「私たちのチームは、デヴィジョン4.だけど頑張らないといけない。なぜなら、インド洋のチームが集まる試合があって、世界選手権はそこでのシード決める試合なんだ」
と話してくれた。
バスがホテルに着く。彼とSNSの連絡先を交換した。
アランさんはとても優しく、SNSで英語を教えてくれる。
「いつかモーリシャスに来てください。海がとてもきれいです。案内しますよ」
TABLE TENNIS、という競技で、また知り合いができ、仲間の輪が広がった。
※写真はアラン選手
【編集部 O】