LECTURES / EVENTS

BACK

2016.03.04

#EVENTS

【世界卓球】 世界の卓球事情 ~モーリシャス~

モーリシャスの卓球について

 

卓球の世界で「モーリシャス」と聞いて、ピンとくる人はいますか?

 

試合が終わり、シャトルバスでホテルに戻ろうとすると、バスは珍しく満員。隣に、外国の方が座ってきました。

 

「Sorry」と言われ、隣の席を空ける。私はカメラバッグ、リュックなど荷物がたくさんあったので、隣の方もとても申し訳なさそうでした。

 

※ここから、カギカッコの会話はすべて英語です。

 

「どこからきたの?」

 

私「日本だよ。あなたは?」

 

「私はモーリシャス」

 

私「モーリシャス?あー。わかります。」

 

「うそ?ほんとに。うれしいな。それより、日本は地震は大丈夫なの?心配です」

 

モーリシャスは、アフリカ大陸にあり、マダガスカル島の横にあります。公用語は、クレオール語、英語、フランス語。私の低い英語能力に合わせて会話をしてくれます。

 

「俺はアランっていうんだ。よろしく。」

 

バスの中で 、会話が弾む。

 

アランさんは、モーリシャスNO1プレイヤー。普段は、インターネットの会社に勤めており、練習は週3回程度。ただ、決まった練習時間はなく、できるときに練習をする、ということで、練習する時間も1時間しかないときもあるという。また特に決まった監督、コーチもおらず、練習は自分たちで自己流で、やれる場所で練習をしているそうだ。

 

「私たちのチームは、デヴィジョン4.だけど頑張らないといけない。なぜなら、インド洋のチームが集まる試合があって、世界選手権はそこでのシード決める試合なんだ」

 

と話してくれた。

 

バスがホテルに着く。彼とSNSの連絡先を交換した。

 

アランさんはとても優しく、SNSで英語を教えてくれる。

 

「いつかモーリシャスに来てください。海がとてもきれいです。案内しますよ」

 

TABLE TENNIS、という競技で、また知り合いができ、仲間の輪が広がった。

 

※写真はアラン選手

 

【編集部 O】