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2016.11.30

#RESULTS

【世界ジュニア】日本女子、ジュニア世代でのプレーも平常心を

  • 伊藤

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  • 世界ジュニア初代表の早田

今大会の会場で約2時間、しっかり練習を行った日本女子チーム。伊藤選手の表情がちょっと笑顔なのは、会場のオーロラビジョンで自身のITTFインタビューの映像が流れたから。ずっと流れ続けているので、さすがに恥ずかしそう。もちろん、締めるところはしっかり締めて、松﨑コーチとの異質対策の練習などに汗を流した。

 

今大会が世界ジュニア初代表の早田は、練習でもパートナーの加藤のフォアドライブとバックドライブで引き合うなど、よりスケールアップしたプレーを披露した。

 

練習に鋭い視線を送った呉光憲・女子JNT監督は「今大会はシングルスでも第1〜4シードだけど、選手たちは同じ年代の試合だと思い通りにプレーできない時がある」と指摘する。国際大会での実績では他を圧倒する日本女子チームだが、同年代との試合ではメンタルのコントロールが難しいというのだ。「対戦相手も国の代表。まず相手も強いんだということを受け入れて戦わないといけない。それは選手にも話しています。日本は世界ランキングは高いけれど、やはり練習を見ると中国も強い。その実力を認めたうえで、しっかり戦っていきたい」(呉監督)。世界ジュニアで3大会目の指揮を執る呉監督に油断はない。