全日本　女子ダブルス　伊藤・早田がV3

昨年と同じ顔合わせとなった伊藤・早田と芝田・大藤。

伊藤・早田は多彩なレシーブ、厳しいコース取りで2ゲーム連取したが、第3ゲームは芝田・大藤のサービスからの3球目攻撃が随所で決まる。またネットインのラッキーポイントもあり、奪い返す。

第4ゲームは、激しいラリーの攻防で、6-3と伊藤・早田がリード。しかし、意地を見せた芝田・大藤が思い切った攻撃で6-6に。

ここからは一進一退の展開となるが、勝負所で硬さがみられた芝田・大藤に対し、伊藤は横にスライドさせたバックを繰り出すなど、勝負強さを見せる。最後は伊藤のハーフロングのアップサービスを大藤が打ちあぐみ、伊藤・早田の3連覇が決まった。

優勝インタビュー

伊藤

「昨年同じペアと対戦するのは、すごく楽しみでしたし、準決勝決勝は久々に自分たちらしいプレーができて楽しめた半年以上ぶりに組んで、試合ごとに実力が上がっていって。毎試合が楽しかった。ダブルス終わっちゃったんだな、という感じ。

早田

「美誠が言った通りみまひならしいプレーができた。第3ゲームは不運もあったりして競って焦って凡ミスがあったけれど、4ゲーム目は修正できた。

世界選手権が終わってからこのペアで組むことがなかったけれど、個々の力が上がった分最初から違和感なく入れた。試合をするごとに自分らしさが戻ってきた。

(明日は準決勝で対戦)二人でいい試合をお客さんに見せられればいいな思う」

伊藤美誠・早田ひな(スターツ・日本生命) 3(3,9-7,8)1 芝田沙季・大藤沙月(ミキハウス・ミキハウスJSC)