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昨日の準々決勝で、横浜隼人との大激戦を制してベスト4入りした山陽女子。前回大会に続く決勝進出を狙ったが、準決勝で明徳義塾に行く手をはばまれた。観客席からは応援団が大声援を送ったが、「木村と枝松、エースふたりのプレーが硬かった。力を出し切れなかった」と田代監督は戦いを振り返った。以下は田代監督の準決勝後のコメント。
「昨日奇跡的な逆転勝ちから、生き返ったような気持ちで、今日は気持ちを切り替えて臨もうと試合前に話をしていた。地元なので、応援してくれる方々もたくさんいるし、出る人は自覚を持ってプレーするよう伝えていました。しかし、ここまで完璧にやられてしまって、完敗という形です。こちらはエースふたりが力を出し切れなかった。3番のダブルスは1ゲーム目に逆転負けしたのがすべて。団体で0ー2で回ってきて、1ゲーム目を逆転されたら流れは完全に向こうに行ってしまう。
地元開催で、これだけ応援してくれる人がいる前でプレーできる機会はなかなかない。私も11年前にこの同じ会場で、国体の少年代表としてプレーさせてもらいました。結果は私と同じ3位で終わってしまって、もう一歩も二歩も上へ行きたかったですね。でもこれだけ完敗で終わってしまうと、かえってスッキリした気持ちもあります。まだシングルスも残っているし、そこでリベンジしたい。
(2番に出場した)枝松は昨日踏ん張ってくれて、今日は吹っ切れるかなと思ったけど、今日は今日で緊張していました。地元ということもありましたし、去年成績が出ていたぶん、ちょっと受け身の気持ちもあったかもしれない。選抜で痛い目にあった分、『挑戦者の気持ちを持とう』という話をしてたんですが、やっぱり硬さが見えたのは残念でしたね」(田代監督)