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女子シングルス決勝は劉詩雯と丁寧の対戦となった。世界卓球2015の決勝で丁寧の勝利後、ワールドツアーでは2大会とも劉詩雯に軍配が上がっていた。
互いに知り尽くしている両者の戦いは、序盤からラリーの応酬で第1ゲームは19−17で丁寧が先取。
第2ゲームは劉詩雯が速攻プレーでゲームを支配する。しつこく丁寧のバックを狙って、重いフォアドライブを封じて、2ゲームとる。第4ゲームは丁寧が緩急をつけたラリーを展開し、2−2と並んだ。しかし、劉はスピードを緩めることなく、フォアサイドとバックサイドに揺さぶって得点を重ねた。第6ゲームは、一進一退の展開になったが、最後は劉のボールがネットインし優勝を決めた。
【女子シングルス決勝】
劉詩雯(中国)-17,7,6,-8,10,7 丁寧(中国)
速攻プレーで丁寧を左右に振り回した劉詩雯
回転量の多いドライブで応戦した丁寧だったが、惜しくも敗れた