OFFICAL ACCOUNTFOLLOW US
TOPICS
女子シングルス8決定戦。
石川佳純は鄭怡静(チャイニーズタイペイ)と対戦。何度も対戦しているだけあって、互いに譲らないラリーの応酬となった。石川は鄭のパワフルな両ハンドに対して臆することなくカウンターを狙っていき、ゲームカウント2−0と先手を取ったが、鄭はそれでも力を緩めることなく、ドライブを左右に振り分けて3ゲーム連取。痛かったのが第5ゲームで7−2と石川がリードしていたが、単調になってしまったか、鄭がラリー戦で強さを見せて逆転。最後は石川が序盤から押されてしまい、7−0と鄭が大幅リード。石川は勝機を見出せず、鄭が勝利した。
石川は「ラリーはすごく良くて、連続で攻めるプレーに関して自信が持てました。いままでは強く打たれたら入れるだけでしたが、今はカウンターができるようになった。技術的な進歩を感じられましたが、戦術がよくなかった。サービスから先手が取れなくて、相手が攻めるのを待つ展開になってしまいました。サービスレシーブもうまく返されてしまったので、いいコースに打てなくて、打たれたのを打ち返す展開になったのが敗因。第5ゲームは7−2でリードしていたのを挽回されてしまったのが一番いけなかったです。最終ゲームは出足の2本がよくなかったです。点数を取りに行くプレーが足りなかった。相手のタイミングにうまく合わせられませんでした。いつも勝ったり負けたりの相手なので、五輪前にできてよかったです」と語った。
鄭怡静(チャイニーズタイペイ) -9,-1,9,9,9,-8,4 石川佳純