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女子決勝トーナメント1回戦のオランダとオーストリアの対戦は、0対2の劣勢からオランダが逆転し勝利を勝ち取った。
1・2番ともにオーストリア勢が圧勝し、流れは完全にオーストリアにあった。
しかし、気迫のこもったプレーが魅力のエーラントは劣勢でも得意のパワフルなプレーを軸に得点を重ねていく。華麗な両ハンド攻撃が決まって1点返すと、続く4番のリー・ジャオも波に乗ってリュウ・ジャを退けた。
ラストはカットのリー・ジエとペンホルダーのリー・チャンピン。前半はリー・チャンピンのループドライブでつないでからの打点の高いスマッシュが随所で決まり、ゲームカウント2−1と王手をかけた。ここからリー・ジエがカットに変化をつけてナックルを多く取り入れていく。よく決まっていたリー・チャンピンのスマッシュもオーバーミスが目立つようになり、第4ゲームをリー・ジエが取り返して、最終ゲームへ。リー・チャンピンが3−1でリードしたが、ここでタイムアウトを取ったリー・ジエがナックルと下切れのカットで惑わして3−3と追いつくとここからは付かず離れずの一進一退の展開。8−8となったところで促進となった。
ここでも互いに1点とっては取られの展開でリー・チャンピンが先にマッチポイントを握ったが、サービス権となり、長いラリーに焦って打ち急いでしまい10−10のジュースに。リー・ジエの3球目攻撃、リー・チャンピンの緩急をつけたドライブが決まったが、最後はリー・ジエが粘ってオランダに勝利をもたらした。
オランダは準々決勝で中国と対戦する。
オランダ3−2オーストリア
1リー・ジエ -9,-2,-10 リュウ・ジャ○
2リー・ジャオ -6,-7,-3 リー・チャンピン○
○3エーラント 10,6,-10,7 ポルカノワ
○4リー・ジャオ 10,7,8 リュウ・ジャ
○5リー・ジエ -6,5-,8,6,11 リー・チャンピン