男女ダブルスベスト４が出揃う

男子ダブルスは、５回戦で２連覇中の森薗政崇・三部航平（明治大・青森山田高）を今大会初のペアリングでの出場となる水谷隼・吉田雅己（beacon.LAB・愛工大）が下して３連覇を阻止し、準々決勝では上江洲光志・松下大星（愛工大）の学生ペアに快勝した。
また、山本勝也・平野晃生（早稲田大）、松生直明・鹿屋良平（リコー）も３−０の快勝で準決勝へ駒を進めている。
接戦を極めたのは、大島祐也・上村慶哉（早稲田大）と元日本代表ペアの松平賢二・上田仁（協和発酵キリン）の対戦で、松平・上田組がレシーブからの展開で優位に立ち、２−１とリードしたが、大島・上村の息のあった連続攻撃が決まり、逆転勝利を収めた。
【準々決勝結果】
水谷隼・吉田雅己（beacon.LAB・愛工大） 6,11,8 上江洲光志・松下大星（愛工大）
大島祐也・上村慶哉（早稲田大） 6,-1,-9,6,3 松平賢二・上田仁（協和発酵キリン）
山本勝也・平野晃生（早稲田大） 8,9,8 森田侑樹・軽部隆介（シチズン）
松生直明・鹿屋良平（リコー） 1,9,1 村井桂・東勇渡（法政大・専修大）

女子は、３連覇を狙う平野早矢香・石川佳純（ミキハウス・全農）が接戦を勝ち抜いてきた森田彩音・加藤結有子（JOCエリートアカデミー／帝京）に力の差を見せつけ、３−０で勝利し、準決勝進出。
天野優・中島未早希（サンリツ）と森薗美咲・松澤茉里奈（日立化成）の社会人対決は、社会人チャンピオンペアの天野・中島組に軍配が上がった。
また、土井みなみ・土田美紀（中国電力）は、互いの良さを引き出したプレーでラリー戦を制して高校チャンピオンペアの平真由香・田口瑛美子（正智深谷高）を０−２からの逆転劇で沈めた。
また、学生時代にそれぞれ表彰台経験のある池田好美・北岡エリ子（日立化成）はカットの北岡が変化をつけてチャンスを作り池田が果敢に攻めるプレーでベスト４入りを決めた。

【準々決勝結果】
平野早矢香・石川佳純（ミキハウス・全農） 4,9,8 森田彩音・加藤結有子（JOCエリートアカデミー／帝京）
天野優・中島未早希（サンリツ） 3,-3,6,6 森薗美咲・松澤茉里奈（日立化成）
池田好美・北岡エリ子（日立化成） 6,8,-9,5 小道野結・高橋結女（早稲田大）
土井みなみ・土田美紀（中国電力） -7,-6,6,7,7 平真由香・田口瑛美子（正智深谷高）

明日、準決勝の対戦カードは以下の通り。
水谷・吉田−大島・上村
山本・平野−松生・鹿屋

平野・石川−天野・中島
池田・北岡−土井・土田