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女子ダブルスで平野美宇・伊藤美誠(JOCエリートアカデミー・スターツSC)が初戦で敗れる波乱が起きた。
対戦ペアは桑村郁未・粟屋美佳(龍谷大)で第1ゲームは平野・伊藤が得意の速攻プレーでリードしたが、中盤から大学生ペアがラリーを制して13–11で先制。
第2ゲームは平野がコースを突いて伊藤が決めるパターンがハマり、4本で勝利。
第3ゲームは互いに粘りのラリーが続き、ジュースの接戦となったが、桑村・粟屋がフェイントを入れたレシーブなどで平野・伊藤のリズムを崩し、このゲームを取ると第4ゲームも序盤で3−0とリード。
ここで平野・伊藤がタイムを取って、2点連取したが、桑村・粟屋のペースは変わらず、粟屋がミスなくつなぎ、桑村が思い切ったカウンターを見せるなど圧倒し、世界で活躍するペアを破った。
平野・伊藤組は試合後の記者会見で「日本選手特有の止まるボールや粘りに最後まで慣れることができなかった」と、世界で活躍するが故の球質の変化に対応することができなかった。