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第49回全日本社会人選手権が、10月10~12日まで、いしかわ総合スポーツセンター(石川県・金沢市)で行われた。
男子シングルスは、上田仁(協和発酵キリン)と森田侑樹(シチズン)が決勝で対戦。上田選手が台上処理で先手を握り、接戦となるも勝利をものにし、初優勝。「以前は、チキータばかりに拘っていましたが、ボールの材質が変わり、戦術も変更。ストップレシーブなどを取り入れるようにしました。それが良い方向に出ているお思います」昨年度は、足を負傷し、棄権。全日本社会人初出場となった今大会で嬉しい優勝を飾った。
男子ダブルスは、松平賢二・上田仁(協和発酵キリン)が決勝でゲームカウント2対0から2対2においつかれるが、最後まで攻めて、張・高木和(東京アート)を振りきり優勝を決めた。「負けている時はいつも消極的なプレーをしてしまっているので、今回は攻めることを忘れずにプレーしました」と松平・上田の両者。松平は地元・石川出身。錦を飾った。上田は単・複2冠を達成。
女子シングルスは、天野優(サンリツ)と森薗美月(サンリツ)が決勝で対戦。バックハンド攻撃の速攻プレー、威力あるフォアハンド攻撃をいかした天野が、後輩・森薗を下した。優勝し、涙を流したのが印象的。「全国タイトルは、全日本選手権・カブの部以来なので嬉しい。この波にのって、これから続くチーム戦でも活躍したいです」とコメント。敗れはしたものの、森薗の威力ある両ハンド攻撃と、軽やかなフットワークは大会で目立っていた。
女子ダブルスは、天野優・中島未早希(サンリツ)が2連覇を達成。「右利き同士のペアなので、どのペアよりも早く動くことを普段の練習から気を付けていました。そこが勝因です」と両者。準優勝は、ミスの少ないプレーだった、藤井優子・鳥居夕華(愛媛銀行)が入った。
以下、記録。
男子単優勝:上田仁(協和発酵キリン) 準優勝:森田侑樹(シチズン) 第3位:水野裕哉(東京アート)、神巧也(シチズン)
男子複優勝:松平・上田(協和発酵キリン) 準優勝:張・高木和(東京アート) 第3位:英田・高木(信号器材)、笠原・森本(協和発酵キリン)
女子単優勝:天野優(サンリツ) 準優勝:森薗美月(サンリツ) 第3位:宋恵佳(中国電力)、河村茉依(アスモ)
女子複優勝:天野・中島(サンリツ) 準優勝:藤井・鳥居(愛媛銀行) 第3位:阿部・森薗(サンリツ)、大森・根本(十六銀行)