TOPICS

ALL TOPICS

2019.11.26

#RESULTS

日本女子、チャイニーズタイペイを下して4大会連続の決勝進出

  • 3番で勝利した小塩

  • チャイニーズタイペイの于修ティン

  • 中国女子のエース石洵瑶

●ジュニア女子団体準決勝
〈日本 3ー0 チャイニーズタイペイ〉
○木原 ー9、6、9、ー11、3 于修ティン
○長崎 ー5、7、9、1 李婉瑄
○小塩 10、7、ー12、4 簡トン娟

 

〈中国 3ー1 北朝鮮〉
蒯曼 ー9、4、ー10、ー9 キム・クムヨン○
○石洵瑶 9、6、4 ピョン・ソンギョン
○陳イ 4、10、5 キム・ウンソン
○石洵瑶 ー10、9、13、7 キム・クムヨン

 

日本女子、女子団体準決勝でチャイニーズタイペイを3ー0で撃破!
決勝で4大会連続の日中決戦だ!

 

日本はトップ木原が、マッチポイントを奪った4ゲーム目を逆転で落とし、ゲームオールに持ち込まれて苦戦。前陣でのバックハンドが強い于修ティンにバック対バックでなかなか優位に立てず、「ジュニアの選手とは試合をする機会が少ないし、いつもシニアの選手とやっているので、少しプレッシャーがあった」と試合後に語った。ジュニアの枠を飛び越え、シニアの大会で活躍するがゆえのプレッシャーだったが、最終ゲームは中盤で一気に引き離して勝負を決めた。

 

2番長崎は、昨日のアメリカ戦でエイミー・ワンに敗れた嫌な流れを引きずり、この李婉瑄戦との左腕対決も、対ツッツキのバックドライブのミスが多く出る。1ゲームを落とし、「キャプテン危うし」と思わせたが、バックの強い長崎がミドルへのボールはフォアハンドで対応し、少しずつペースをつかんでいった。4ゲーム目は11ー1と一方的な内容で取り、強烈なバックドライブで打ち抜く場面も。ようやく本来のリズムを取り戻し、日本女子が大きな2勝目を挙げた。

 

3番は14歳のカット型・小塩の世界ジュニアデビュー戦。小塩の横回転を入れた変化カットをバックツッツキで粘り強く返し、フォアスマッシュを打ってきた簡トン娟だったが、小塩のカットとフォア強打は試合が進むごとに精度を増していった。3ゲーム目こそ競って落としたものの、余裕を持って勝利を収め、日本女子の決勝進出が決まった。

 

一方の中国は、トップで北朝鮮のバック粒高サウスポー、キム・クムヨンに1点を落としたが、世界ジュニア4大会連続出場の石洵瑶が踏ん張って3ー1で勝利。果たして決勝はどのようなオーダーで臨むのか。