平野美宇、3回戦に一番乗り。パリの混合王者を下す

●女子シングルス2回戦
平野美　9、9、ｰ7、9、15　キム・ジョン（北朝鮮）

女子シングルス2回戦、15歳の平野美宇が、13年世界選手権・混合複優勝のキム・ジョンを4ｰ1で下し、3回戦へ一番乗り。

威力ある両ハンド強打を放つ左シェーク・バック表ソフトのキム・ジョンに対し、相手の待ちを巧みに外すループドライブとラリー戦での正確なストロークを見せた。
第5ゲームは8ｰ10から実に5回のゲームポイントを奪われたが、しのぎ切って勝利をおさめた。

「昨日はホテルの部屋で負けたダブルスの反省を、（伊藤）美誠ちゃんと遅くまで話をしていて、あまり寝られなかったけど、今日は気持ちを切り替えてやろうと思いました。今日は台から下がって強く打たれたボールでもしのぐことができたのが良かった」（平野美）