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LIONカップ第20回ジャパントップ12は、2月28日(土)、国立代々木競技場第二体育館で開催された。
男子決勝は、丹羽孝希(明治大)と吉村真晴(愛工大)が対戦。終始ラリーの応酬となったが、打点の早さで丹羽が揺さぶる展開。また、「チキータは慣れられてきたのでチキータとは逆の回転となるレシーブを取り入れた」と丹羽が語ったようにレシーブで惑わせて試合を優位に進めた丹羽が4-0のストレート勝ちで初優勝を果たした。
ベスト4には、水谷隼に辛勝した吉田雅己(愛工大)と松平健太、岸川聖也の実力者を下して勝ち上がった森薗政崇(明治大)が入り、大学No.1、2の明治大と愛工大が占めた。
女子決勝は、平野早矢香(ミキハウス)と石川佳純(全農)の対戦となり、石川が思い切ったフォアハンド攻撃で2ゲーム先取。しかし「焦りすぎてしまった」と第3ゲーム以降は石川が打ち急いでしまう。平野も石川のフォア前にくるサービスに対し、回転を殺したナックルレシーブでミスを誘って2-2のタイに。第3・4ゲームも威力のあがった石川のボールに食らいついてラリー戦を制した平野が4―2で勝利し、4度目となる優勝を決めた。
ベスト4には、平野美宇(JOCエリートアカデミー)と早田ひな(石田卓球ク)の中学生コンビが入賞。見応え十分のプレーを見せた。