大会3日目、14日の見どころ

大会3日目は、いよいよ男女シングルス1・2回戦が行われ、男女各32名のスーパーシード以外の選手が登場となる。また、混合複4・5回戦、ジュニア男女4～6回戦が行われ、この3種目で4強（メダル確定）が出揃うことになる。

男子シングルスでは、木造勇人（愛工大附中）が2回戦から登場。もし宇田幸矢（EA）が1回戦を突破すると、木造vs宇田というスーパー中学生対決が見られることになる。女子シングルスでは、加藤知秋（十六銀行）、森田彩音（EA／帝京）らが登場する。

混合複では、昨日、ディフェンディングチャンピオンの張一博／森薗美咲（東京アート／日立化成）が敗れるという波乱があった。また第2シードの吉村真晴／石川佳純（愛知工大／全農）も、3回戦でゲームオールでの辛勝だった（写真は試合後の記者会見）。しかし4度目の出場で、一昨年・昨年と2年連続準優勝。「三度目の正直」の優勝を目指し、一気に調子を上げたいところだ。

ジュニアでは、注目のシード選手は概ね勝ち上がっている。男子では、高校生相手に圧倒的強さを見せ続けている小学5年生の張本智和（仙台ジュニアクラブ）が、上位まで勝ち上がるか注目だ。また木造勇人（愛工大附中）は4回戦を勝ち上がれば、5回戦で優勝候補の一角である及川瑞基（青森山田高）と当たる可能性が高く、注目の一戦だ。女子は小学4年生で快進撃を続ける木原美悠（ALL STAR）が、もし4回戦を突破すると、伊藤美誠（スターツSC）との対決が実現するかも知れない。マスコミでも大きく取り上げられそうな一戦だ。

※EA＝JOCエリートアカデミー