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「史上最強の小学生」との呼び声も高い、注目の張本智和がジュニア男子1回戦に登場した。
出だし、いきなり張本がサービスからの鮮やかな3球目攻撃で得点を重ねて好調な滑り出し。しかし本大会のジュニア三重県予選のチャンプであり、フィジカルの強い辻が、果敢にフォアドライブを叩き込み、1ゲーム目を奪取。サービスからの3球目ドライブは非常にパワフルで、小学5年・張本を圧倒するかに見えた。
しかし2ゲーム目、張本はチキータからの4球目、そしてサービスからの3球目ドライブを連発。その打球点の早さは驚異的だ。また特筆すべきはサービスの切れ味だ。辻はレシーブで、ストップ、チキータ、フォアドライブ、いずれもでネットミスを連発した。
以降、完全に張本のペース。ボールに威力のある辻に対し、強力なサービスとレシーブで先手を取らせず、辻の得パワードライブを完全に封じる見事な試合を見せた。
●ジュニア男子1回戦
張本智和(仙台ジュニアクラブ) -9、3、6、6 辻智貴(白子高)