【男子予選グループ】対オーストリア戦を振り返る

倉嶋洋介監督
「ダブルスはとられましたが、張本がしっかりと勝ってエースの役割を果たしてくれました。団体戦はエースがしっかりしてくれると勝てると思います。初戦はダブルスをとりながらも負けたので、完敗だったと思います。
張本は初戦で負けましたが、この一週間いい練習ができていたので、調子はいいと思います。一発目でピッチフォードと当たったことは不運だったとは思います。ただ、日本のエースとして今回は堂々と試合をしようと言い聞かせているので、初戦で負けて落ち込みましたが、今回２試合ともストレートで勝ったので評価したい。
丹羽はここ最近自信をなくしていて、当初は今大会どうしようかと話していましたが、大会前に水谷が故障してしまい、丹羽も急遽出ることになり、少し可哀相ではありましたが、２戦目ではしっかりと勝ってくれたので、次の試合に対して自信になる試合になったと思います。
初戦が１－３で負けてしまったので、今回は３－０か３－１で勝つしかなかったので、(ABCのオーダーで)張本を４番に置くことができてよかったです」

張本智和
「初戦を落として2戦目で２点取ることができ、よかったと思いますが、これが本来自分のすべき仕事なので、毎回こういうプレーができればいいと思います。
初戦は相手を研究しすぎて考えすぎたところがあったので、２戦目は研究もしましたが、気持ちよく試合に入れるようにあまり考えすぎずに臨みました。
(水谷選手がいないことのプレッシャーは？)特にはないです。自分の2点起用はもともと決まっていて、自分が１点でも多く取ることだけを考えて今大会臨んでいました。
初戦は、相手より自分が少し下だっただけであって、それ以外の大きなズレはないです。
2試合目は自分の思うようなプレーに近づいたと思います。

吉村真晴
「それぞれ反省して臨んだと思います。オーストリアに負けてしまったらそれで終わりです。1位で上がるチャンスもまだ残っているので、チームとして絶対に勝つ準備をしようという感じでした」

丹羽孝希
「今大会出る予定ではなかったので、準備ができずそれに対してのストレスはありました。気持ちの面が大きく試合に入り切れていないというのがあります。3番で苦しい試合を勝つことができ、ポジティブな気持ちにはなれましたが、自分のプレーはこんなもんじゃないと思うので、もっと頑張りたいです」