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第86回全日本大学総合選手権大会(個人の部)が、10月17~20日まで、島津アリーナ(京都)で行われた。
男子単決勝は、及川瑞基(専大)と木造勇人(愛工大)が決勝で対戦。1ゲーム目を落とし、2ゲーム目もリードを許していた及川であるが、「気持ちを切り替えた」と試合後に話した通り、リードされても1本ずつ集中しこのゲームを取ると、3ゲーム目以降はペースを握り、2連覇を達成した。敗れた木造であったが、台上バックハンドドライブからの攻撃でやフォアハンドドライブを左右に打ち分けた。ベスト4には、松山祐季(愛工大)、沼村斉弥(明大)が入った。
▲2連覇達成の及川瑞基
▲力強い両ハンド攻撃がよかった及川
▲優勝を決め、笑顔がこぼれた
▲質の高いプレーをみせた木造。優勝には一歩及ばず…
▲力強いフォアハンド攻撃をみせた松山
▲相手のコートに突き刺さるようなバックハンドドライブをみせた沼村
女子単決勝は、中央大の森田彩音、山本笙子の同士討ちとなった。「普段から練習をしている間なので、思い切ってプレーしました」と森田。ゲームカウント1-2とリードを許す時もあったが、最後まで自分を信じ、得意の両ハンド攻撃を展開し優勝した。「昨年は準優勝。ずっと父と二人三脚で小学校から卓球をしてきて、全国大会を優勝したかったので、目標が達成できて嬉しいです」と涙を流した。準優勝の山本は、ミスが少ない安定した両ハンド攻撃を軸に、勝ち上がった。ベスト4は、松岡優香(東京富士大)、鎌田那美(早大)だった。
▲嬉しい初優勝の森田
▲前陣での両ハンド攻撃が冴え。「Tリーガー」対戦に勝利し優勝
▲ミスが少ない安定したドライブ攻撃をみせた山本
▲相手にコースを読ませない攻撃をみせた松岡
▲積極的にフォアハンド攻撃で仕掛けた鎌田
男子複は、木造勇人・田中佑汰(愛工大)が優勝。準優勝は龍崎東寅・沼村斉弥(明大)、ベスト4には、浅津碧利・小野寺翔平(中大)、宮本春樹・田原彰悟(愛工大)。女子複は三條裕紀・熊中理子(青学大)、準優勝は枝松亜実・木村香純(専大)、ベスト4は、松澤帆乃果・竹本朋世(淑徳大)、鎌田那美・金子碧衣(早大)だった。
▲男女ダブルス優勝者。左から、木造、田中、熊中、三條
▲打点の早いスピーディーな攻撃を展開した木造(左)・田中
▲大きなラリー戦に強く、後陣からでも得点をあげた龍崎(左)・沼村
▲レシーブからでも得点をあげた浅津(左)・小野寺
▲台上処理が上手く、そこからの攻撃も冴えた宮本(手前)・田原
▲秋季リーグ戦も制し、勢いにのっている青学ペアは、全日学も優勝。三條(右)・熊中
▲ミスが少なく、コース取りが良かった枝松(左)・木村
▲安定したプレーで、コーナーにドライブを打ち分けた松澤(右)・竹本
▲素早い動きからの連続攻撃で得点をあげた金子(右)・鎌田