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2019全農杯全日本選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)が、7月26~28日まで、グリーンアリーナ神戸で行われた。
男子ホープスの部では、松島輝空(木下グループ)と吉山和希(TC中原)が決勝で対戦。コースを突く丁寧な攻撃を見せる松島のボールに対し、強打で攻める吉山。見ごたえのあるラリー戦が随所に見えるが、松島が要所で鋭い攻撃をみせて得点をあげ、優勝。大会6連覇を達成した。
カブの部は、岩井田駿斗(誠卓球CL.)と川上流星(新発田ジュニア)が決勝で対戦。川上の両ハンド攻撃が冴えて、1ゲーム目を先取するが、岩井田が2ゲーム目以降は、要所で得点をあげる。4ゲーム目も川上が有利な流れであったが、岩井田が最後まで攻撃する姿勢を崩さず逆転勝利をあげた。
バンビの部では、大野颯真(ABBEY)と小林右京(ピンテック)が対戦。バンビの部とは思えない高い技術力を見せる2人。ラリーの応酬となるが、気持ちの入ったプレーで最後まで攻めた大野に軍配が上がり、初優勝を決めた。
【ホープスの部】
準決勝
松島輝空(木下グループ) 3(-7,5,9,4)1 岡本智心(TEAM ZERO 1Jr)
吉山和希(TC中原) 3(9,4,9)0 谷本拓海(卓栄Kid's)
決 勝
松島輝空 3(8,3,8)0 吉山和希
▲6連覇を達成した松島
▲惜しくも敗れた吉山
【カブの部】
準決勝
岩井田駿斗(誠卓球CL.) 3(7,7,-15,-8,4)2 郡司景斗(スマイルTC)
川上流星(新発田ジュニア) 3(-7,5,6,-9,6)2 伊藤佑太(ヴィスポことひら)
決 勝
岩井田駿斗 3(-13,8,9,10)1 川上流星
▲平成29年以来の優勝を決めた岩井田
▲ボールタッチが良かった川上
【バンビの部】
準決勝
大野颯真(ABBEY) 3(-8,5,7,4)1 木方瑛介(T.T彩たま)
小林右京(ピンテック) 3(8,5,8)0 柴田洸(STライトニング)
決勝
大野颯真 3(9,12,8)0 小林右京
▲初優勝を決め、気持ちを爆発させた大野
▲ミスの少ない丁寧な攻撃が良かった小林