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2020.07.03

#INFO

2018ワールドツアーグランドファイナルを振り返る(2019年1月号より)

  • 男子シングルス優勝 張本智和

  • 女子ダブルス優勝 伊藤美誠・早田ひな

昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。

 

1年間世界各地で開催される国際オープン大会「ITTFワールドツアー」。グランドファイナルは、年間の最終戦であり、種目ごと、年間成績上位者のみが出場し、年間王者を決定する。2018年は、韓国・仁川で行われた。日本勢が金メダルを2つ獲得するなど活躍した。

※所属・年齢は当時のまま

 

男子シングルスで張本智和、女子ダブルスで伊藤美誠・早田ひな組が優勝!!

 

男子シングルスは、張本智和(日本)と林高遠(中国)が対戦。競り合いとなるが、最後は張本のバックハンド攻撃が冴え、史上最年少での優勝を決めた。女子シングルスでは、陳夢(中国)が威力のあるドライブ攻撃で優勝、2連覇。日本からは石川佳純、伊藤美誠、早田ひな、佐藤瞳、芝田沙季、平野美宇の6選手が出場した。

男子ダブルスは、地元の声援を背に勢いにのった、張禹珍・林鐘勲(韓国)が優勝。女子ダブルスでは、伊藤美誠・早田ひな組が、孫穎莎・陳幸同(中国)を下し優勝した。混合ダブルスは、黄鎮廷・杜凱琹(中国香港)が優勝した。

 また大会前日に行われた「スターアワード」(年間優秀選手やベストラリーを決める賞)で、伊藤美誠が2018世界選手権ハルムスタッド大会で最も活躍した女子選手に選ばれ、表彰された。

 

<男子>シングルス

準決勝

林高遠(中国) 4(5,9,6,10)0 水谷隼(日本)

張本智和(日本) 4(7,8,8,5)0 カルデラノ(ブラジル)

 

決 勝

張本智和 4(4,-13,9,9,9)1 林高遠

 

史上最年少優勝の張本智和

 

ダブルス 準決勝

張禹珍・林鐘勲(韓国) 3(9,-8,13,9)1 鄭栄植・李尚洙(韓国)

黄鎮廷・何鈞傑(中国香港) 3(9,3,-5,4)1 大島祐哉・森薗政崇(日本)

 

決 勝

張禹珍・林鐘勲 3(-10,11,8,-10,8)2 黄鎮廷・何鈞傑

 

男子ダブルス優勝 張禹珍・林鐘勲(韓国)

 

 

<女子>シングルス 

準決勝

陳夢(中国) 4(-9,6,5,-5,11,3)2 朱雨玲(中国)

何卓佳(中国) 4(-12,-9,17,4,6,5)2 丁寧(中国)

 

決 勝

陳夢 4(-9,8,5,10,7)1 何卓佳

 

ダブルス 準決勝

伊藤美誠・早田ひな(日本) 3(10,-3,-9,10,6)2 田志希・梁夏銀(韓国)

陳幸同・孫穎莎(中国) 3(2,-5,11,-7,8)2 陳可・王曼昱(中国)

 

決 勝

伊藤美誠・早田ひな 3(9,11,10)0 陳幸同・孫穎莎

 

女子ダブルス優勝 伊藤美誠(右)・早田ひな

 

<混合複> 準決勝

黄鎮廷・杜凱琹(中国香港) 3(9,-14,-10,1,2)2 森薗政崇・伊藤美誠(日本)

張禹珍・CHAHyosim(韓国・北朝鮮) 3(-10,4,8,-5,8)2 林鐘勲・梁夏銀(韓国)

 

決 勝

黄鎮廷・杜凱琹 3(6,8,4)0 張禹珍・CHAHyosim

 

混合複優勝 黄鎮廷・杜凱琹(中国香港)

 

準優勝 張禹珍・CHAHyosim

 

~~こぼれ話~~

 

大会前日に年間の優秀選手などを決める「スターアワード」を開催。女子年間最優秀選手に、中国の丁寧選手が選ばれた。(W)

2018世界選手権ハルムスタッド大会、最優秀選手賞に選ばれた伊藤美誠

 

2018年女子年間最優秀選手に選ばれた丁寧(中央)