ジャパンオープン荻村杯の中止が決定

7月8日、国際卓球連盟(ITTF)と日本卓球協会(JTTA)がジャパンオープン荻村杯の開催中止を発表した。当初大会は4月21～26日に北九州市立総合体育館で開催予定だったが、新型コロナウイルスの世界的な流行を受けて、2020年内の開催を目標に延期されていた。ITTFとJTTAは協議を重ねてきたが、新型コロナウイルスの流行が収まらず、日本への渡航制限も続いていることから、選手、観客、関係者等の健康など様々な面を考慮した結果、中止となった。
北九州では、これまで2018・2019年にも開催されており、最多観客数の記録更新や2018年に伊藤美誠と張本智和がシングルスでアベック優勝するなど、多くのドラマが生みだしてきた。
JTTAは「準備に携わってきてくださった方々、大会を楽しみにしていただいた皆様にはご期待に 添えない結果となりましたことをお詫び申し上げます」とコメント。
ITTFは中止となった大会の代わりに、年内に行える代替イベントや大会を模索していくと展望を掲げている。

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