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2020.10.01

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伊藤美誠が女子シングルスを制覇!ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯北九州大会を振り返る(2018年8月号から)

  • 女子シングルス優勝の伊藤美誠

  • 男子シングルス優勝の張本智和

昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。

 

世界トップレベルの選手が集う「ジャパンオープン」。競技は男女シングルス・男女ダブルス・混合ダブルスの計5種目。2018年6月6~10日に福岡県・北九州市で行われ、伊藤美誠が女子シングルスで優勝した大会をピックアップ!

 

ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯北九州大会の報道ページはこちら!

 

※所属・年齢は大会当時のまま

 

伊藤美誠が女子シングルスで優勝

 

【男子シングルス】
張本智和と張継科(中国)が決勝で対戦。試合は序盤から内容の濃い展開。張がキレのある両ハンド攻撃で得点をあげ、2ゲーム先取する。しかし張本はそこから持ち前のスピード感あるプレーで張を揺さぶる。試合はフルゲームとなり、張がマッチポイントを握るも、張本が観客の声援を背に、攻め逆転。嬉しい初優勝を決めた。
張本智和 4(-9,-8,9,4,-10,7,11)3 張継科

 

スピード感あふれるプレーで優勝した張本智和

 

【女子シングルス】
伊藤美誠と王曼昱(中国)が決勝で対戦。伊藤がバック面表ソフトラバーの変化、速攻プレーを駆使して、王の強打を封じる。王も中盤から緩急をつけたラリーを展開し、得点をあげるが、勝負所で伊藤のサービスエースや速攻プレーが光り、伊藤が勝利した。
伊藤美誠 4(7,10,-8,7,-6,10)2 王曼昱

 

多彩なプレーで見事栄冠を手にした伊藤美誠

 

【男子ダブルス】
決勝は李尚洙・鄭栄植(大韓民国)と梁靖崑・周愷(中国)が対戦。李・鄭がコンビネーション抜群のプレーと前陣で攻撃を仕掛けて勝利。敗れた梁・周だが質の高いプレーと威力ある両ハンド攻撃が良かった。
李尚洙・鄭栄植 3(6,-5,9,5)1 梁靖崑・周愷

 

コンビネーション抜群のプレーをみせた李尚洙(右)・鄭栄植

 

【女子ダブルス】
決勝は木子・顧玉婷と劉詩雯・王曼昱の中国勢同士のカードとなった。しかし、劉詩雯が連戦の疲れで肩の痛みを訴えて劉・王が棄権し、木・顧が不戦勝で優勝となった。
木子・顧玉婷 キケン 劉詩雯・王曼昱

 

フットワークを活かした攻撃で得点を重ねた木子(右)・顧玉婷

 

【混合ダブルス】
決勝は梁靖崑・陳幸同(中国)と吉村真晴・石川佳純が対戦。梁・陳が圧巻の攻撃力とラリー戦に強さをみせ、吉村・石川をくだした。惜しくも敗れた吉村・石川はサービスからの連続攻撃で得点を重ねた。
梁靖崑・陳幸同 3(9,9,9)0 吉村真晴・石川佳純

 

圧巻の攻撃力とラリー戦が強かった梁靖崑(左)・陳幸同

 

サービスからの連続攻撃が良かった吉村真晴(右)・石川佳純

 

…詳報は、バックナンバー2018年8月号で!