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2020.11.30

#RESULTS

全日本学生選抜強化大会 男子は松山祐季、女子は黒野葵衣が優勝

  • 男子シングルス優勝の松山祐季(左)、準優勝の髙見真己

  • 女子シングルス優勝の黒野葵衣(右)、準優勝の上田真実

2020年全日本学生選抜強化大会が、11月28日と29日に、横浜武道館(神奈川県)で開催された。

 

男子シングルス

決勝は松山祐季と髙見真己の愛知工業大学同士の対戦。1ゲーム目を松山がデュースで奪うと、2ゲーム目は髙見が切れ味抜群の両ハンド攻撃で奪い返す。第3、4ゲームは両者が1ゲームずつ奪い、勝負は5ゲーム目へ。激しいラリー戦になるも、松山の豪快な両ハンド攻撃が決まり、優勝した。「カブ以来の全国優勝なので嬉しいです。1月の全日本選手権では、まずはベスト8を狙いたいです」と松山。ベスト4には、戸上隼輔、宮川昌大(ともに明治大学)のルーキーが入った。

 

豪快な両ハンドで優勝した松山

 

切れ味抜群の両ハンド攻撃が決まった髙見

 

質の高いプレーをみせた戸上

 

軽快なフットワークを披露した宮川

 

準決勝

髙見真己 3(10,-7,7,-8,8)2 宮川昌大

松山祐季 3(9,2,7)0 戸上隼輔

決勝

松山祐季 3(12,-6,9,-6,7)2 髙見真己

 

女子シングルス

黒野葵衣(早稲田大学)と上田真実(愛知工業大学)が決勝で対戦。黒野が変化のあるカットで2ゲームを奪い、王手をかける。しかし、上田がドライブとツッツキを使い分け、我慢のプレーで2ゲームを奪い返す。男子決勝と同じく勝負はフルゲームまでもつれた。上田のドライブに対し、黒野が粘り続け、栄冠を手にした。「優勝できるとは思っていなかったです。まずは予選リーグを抜けるところが目標だった。まさかここまで来れるとは」と黒野。ベスト4は木村香純(専修大学)、三條裕紀(青山学院大学)だった。

 

我慢のプレーで粘り続けた黒野

 

サービスからコースを突いた攻撃で得点を重ねた上田

 

ラリー戦に強さをみせた木村

 

回転量の多いフォアドライブが光った三條

 

準決勝

黒野葵衣 3(-8,8,-9,9,7)2 木村香純

上田真実 3(9,14,8)0 三條裕紀

決勝

黒野葵衣 3(5,7,-8,-13,7)2 上田真実