【女子単準決勝】女王・丁寧が敗れ3連覇ならず。劉詩雯が決勝進出

女子シングルス準決勝

世界選手権やワールドツアーで幾度となく対戦してきた両者。近年はほぼ互角の戦績で接戦が予想されたが、まさかの展開となった。
前半は、丁寧がリーチを生かしてミスの少ないラリーを展開し2ゲーム先取する。
しかし、第3ゲームから劉詩雯の逆襲が始まる。劉詩雯は台から離れることなく畳みかけるように攻撃を決めていく。前へ前へと強気に攻める劉詩雯に対し、丁寧は後手に回り台から離れてしまう。
ゲームカウント2対2の第5ゲームは、丁寧は成すすべがない。劉詩雯10-0でリードした場面でも劉詩雯は攻める手を緩めない。完全に劉詩雯に流れは傾いた。
第6ゲーム、丁寧が先手を取って攻めても、劉詩雯が早い打点で逆襲する。
結果、劉詩雯が4ゲーム連取で勝利。2大会ぶりの決勝進出を果たした。
劉詩雯は過去5大会で表彰台に上がっているが、優勝はまだ一度もない。
今度こそ栄冠なるか。

劉詩雯(中国) 4(-6,-9,5,5,0,2)2 丁寧(中国)

劉詩雯のサービスからの3球目バックハンドドライブは一発で決まる球威だった

丁寧の3連覇の夢は絶たれ、今大会の舞台を去った

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