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女子シングルス4回戦で、Tリーグの木下アビエル神奈川のチームメイトである杜凱琹にゲームオール9ー11で敗れた石川。
杜凱琹は14年ユース五輪で銀メダルを獲得し、将来を嘱望された選手。当時からバックハンドの守備力は抜群に高く、相手に仕掛けさせてじっくりとバックで守り、チャンスボールを強烈なフォアドライブで打ち抜くプレーを見せていた。どこかふてぶてしささえ感じさせるプレー。石川戦では「守るだけでは勝てない」と、積極的なフォアドライブでの攻撃を見せたが、7ゲーム目の終盤ではじっくり構えてきた。
「悪いなりに何とか粘って最後まで頑張ったけど、最後の詰めが甘かった。相手がゆっくりとしたタイミングで打ってきたのを、焦って打ち急いでしまった。杜さんの手の内はわかっているけど、最後はミスが多かった。焦りと迷いがあった」(石川)。最終ゲーム、6ー1のリードから6ー5でタイムアウトを取ったが、あとワンテンポ早く取っても良い場面だった。百戦錬磨の石川ほどのプレーヤーでも、勝利への焦り、迷いが出てしまう。世界卓球という大舞台の怖さを改めて感じさせた。
大会第4日目、杜凱琹戦は石川にとって4試合目。混合ダブルス準決勝を戦い終え、次戦に備える時間もない中での戦いだったが、「みんな状況は同じですから、準備期間が短いのは関係ない」と言い訳はしない。残るは吉村真晴との混合ダブルス。「決勝まで行きたいし、優勝を目指します。今日の負けを気にしないプレーをします」と気持ちを奮い立たせた。混合ダブルスは2連覇の偉業まであとふたつだ。
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ニッタクアドバイザリースタッフの、平野早矢香さん・石垣優香さんが解説します!