OFFICAL ACCOUNTFOLLOW US
TOPICS
決勝には男女ともに中国選手が進出を決めた。
男子準決勝、張本智和と樊振東の対戦は、第1ゲームを張本が先取したが、樊振東が4ゲーム連取し勝負あり。しかし、第3・4ゲームと競り合い、チャンスがあっただけに悔しい敗戦となった。
一方、丹羽孝希と馬龍の対戦は、馬龍が圧倒的な強さを見せて勝利。丹羽も目の覚めるようなカウンターやカットブロックなど丹羽らしいトリッキーなプレーを見せて健闘した。
明日の3-4位決定戦は、丹羽孝希と張本智和が対戦する。
女子準決勝、石川佳純と陳夢は2年連続準決勝で対戦。第1ゲームは陳夢が圧倒し先取し、そのまま第2・3ゲームも連取したが、石川が徐々にペースつかんで、第4ゲームを取り返す。激しいラリーの応酬で石川も引けをとらない粘り強さを見せたが、最後は陳夢に軍配。惜しくも敗れた石川だったが、「サービスが効いたことは嬉しかった」と語った通り、巻き込みのロング―サービスで陳夢のミスを誘う場面も多々あり、収穫を得たようだった。
明日の3-4位決定戦は、馮天薇と対戦する。
5-8位決定に臨んだ平野美宇は、田志希(韓国)に第1ゲームを奪われるも、畳みかけるような攻撃で得点を重ねて勝利。
明日は、予選リーグで敗れた杜凱琹(中国香港)に挑む。
【男子準決勝】
樊振東(中国) 4(6-11,11-6,11-8,11-9,11-4)1 張本智和
馬龍(中国) 4(11-5,11-6,11-8,11-6)0 丹羽孝希
威力のある両ハンド攻撃を見せた樊振東(中国)
昨年、同大会で樊振東に勝利してからフィーバーが始まったが張本智和。
今年も勝機があっただけに悔しい
ケガを感じさせないスキのない強さを見せた馬龍(中国)
スコアこそ0-4だが、ノータッチさせるカウンターを見せたり、ラリー戦でも食いついていき、健闘した丹羽孝希
【女子準決勝】
陳夢(中国) 4(11-1,11-9,11-4,7-11,11-8)1 石川佳純
朱雨玲(中国) 4(9-11,11-9,11-5,11-5,14-12)1 馮天薇(シンガポール)
厳しいコースで大勢を崩しても安定したラリーで粘り強さを見せた陳夢(中国)
石川佳純はコースや回転のわかりづらいサービスでミスを誘い、また、威力あるフォアも冴えたが、惜敗
回転量の多い両ハンドドライブで得点を重ねた朱雨玲(中国)
全身をフルに使ったドライブで重たいボールを放った馮天薇(シンガポール)
【男子5-8位決定戦】
林昀儒(チャイニーズタイペイ) 4(6-11,11-8,7-11,11-7,11-4,9-11,11-7)3 李尚洙(韓国)
グナナセカラン(インド) 4(12-10,10-12,11-5,11-6,11-8)1 黄鎮珽(中国香港)
【女子5-8位決定戦】
平野美宇 4(6-11,11-7,11-6,11-8,11-5)1 田志希(韓国)
杜凱琹(中国香港) 4(キケン) 鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
※鄭怡静は怪我のため欠場
準決勝の朱雨玲戦、田志希戦とライジングを捉えた高速卓球で平野らしさが見られた。
明日は杜凱琹(中国香港)と対戦。予選リーグでは涙を呑んだが、リベンジを果たしてほしい