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全国中学選抜大会が3月26・27日に愛媛県武道館で開催された。
主管として大会運営を行った一般社団法人愛媛県卓球協会の鶴岡勝郎会長、遠藤美武理事長にお話を伺った。
全国中学選抜大会
3/26・27 愛媛県・愛媛県武道館
感染症予防対策に苦労も、問題なく運営
鶴岡会長
「愛媛県での全国大会は5年前の国体以来となるので、当初は不安がありました。全国大会の運営は先催県の視察を行って参考にするのですが、前回の島根県大会ではコロナ禍の影響で視察人数を極力減らすようにしたため、私は視察できなかったこともその一つです。
しかし、大会は滞りなく進み、一安心しています。今大会は中体連の先生方が主体となっての開催でしたが、中体連の先生方のがんばり、能力の高さを感じました。
大会をスムーズに進行するには、記録や進行ももちろん大事ですが、審判業務も重要です。愛媛県卓球協会は審判員が充実しており、公認レフェリーも5名在籍しているなどレベルが高いと自負しています。実際に、進行との連携が見事で、概ねタイムテーブル通りに進行することができました。全国大会は1~2時間遅れが出ることが多いですが、ここまでスムーズにいくとは思ってもいませんでした」
遠藤理事長
「開催する上で最も大変だったことは、新型コロナウイルス感染症予防対策でした。開催できるのか、開催するとしたら、どういった形で対応するのか。前回の島根県大会は開催できましたが、前々回の愛知県大会は中止となったため、参考にできる大会が一つしかなかったので、開催できて本当に良かったです。
運営は中学校の先生方にご協力いただきました。学校の行事やコロナ禍でもあったので、会議があまり開催できず不安でしたが、開催前の数日間で調整でき、問題なく運営できました」
大会は選手のためにある
遠藤理事長
「今大会ではコロナの影響で大会途中に棄権したチームはなく、どのチームも最後まで試合をできたことが、一番うれしかったです。
大会は選手のためにあるものなので、選手たちが本来のプレーを最大限発揮できるような環境づくりをし、気持ちよく試合をしてもらうことを第一に考えて運営しました」
コロナ禍での新しい試みとして消毒噴射機を導入。コロナ禍に正面から向き合い対策を
鶴岡会長
「スムーズに進行することができたので、換気の時間が取れず時間をずらしたり、縮小したりせず、大きなトラブルもなく運営できています。
通常であれば、地元の高校生に運営をお手伝いいただくのですが、コロナ禍でそれができませんでした。そのため、レディースの方々に応援に来ていただき、とても助かりました。
今大会では、初めて消毒噴射機を導入。拭く作業を省略でき、さらに拭き残しなどもなくなりました」
消毒噴射機で椅子や卓球台を消毒
遠藤理事長
「感染拡大が始まってから2年経ちますが、今後は正面から向き合い、ウィズコロナとして対応をしていくべきであり、今回導入した抗ウイルス抗菌仕様の卓球台をはじめとする備品は必須のものと、認識を改めていかなければならないと感じました。
開催は様々な協力あってのものであり、我々の力だけでは実現できなかったと思います。この経験を今後の大会に活かしていきたいです」