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3年ぶりの開催となった全国ラージボール大会は、6月24~26日に香川県で開催され、男女シングルス、混合ダブルスの3種目で計26カテゴリーが実施され、のべ1155名が参加した。
主管として大会運営を行った一般社団法人香川県卓球協会の野崎保夫会長、塩見卓生理事長にお話を伺った。(取材日:大会2日目)
第35回全国ラージボール大会
6/24~26 香川県・高松市総合体育館
塩見卓生理事長(左)、野崎保夫会長
――3年ぶりの開催となりましたが、初日を終えていかがですか
野崎会長
「3年ぶりの開催で、大会運営事前学習のための視察をすることができませんでした。手探りの中でやってきましたが、無事スタートすることができてホッとしています。
新型コロナウイルス感染症予防対策で、これまでにはなかった規制などもあり、出場されている選手には少しご不便をおかけしている部分があるかと思います。
棄権者も出ましたが、選手の皆さんが喜んでプレーしている姿を見ることができ、開催できて良かったと感じています」
塩見理事長
「野崎会長がおっしゃった通り、3年ぶりに開催できたことが、まずは嬉しいです。
少人数での運営で多少立て込んだ場面もありましたが、なんとか運営しております。選手の皆さんには、最終日まで楽しんで帰っていただけたれば嬉しいです」
――ご苦労された点や大変だった点はありますか
野崎会長
「競技役員の人数が少ないことが難点でした。香川県は小さいので、特に平日の審判員の確保は厳しかったです。試合のコート数に対して審判が足りないという状態で、なんとか回していました。塩見理事長にも審判員に入っていただきました。本来であれば、土日に高校生の補助役員をお願いしていましたが、大会やテストと重なり、お願いすることができませんでした。しかし、そのような状況でも一人ひとりの役割を明確にしたことで、上手く運営することができました」
塩見理事長
「審判員の人数は日によって違いますが、1日目が18人、2日目が26人、3日目が32人です。時間帯によっては、それでも人数が足りない場合もあります。他の係との兼ね合いがあるので、審判員だけに人数を割くことができず厳しかったのですが、これまでの全国大会で培った経験が生かされて、なんとか運営できました」
――大会運営をするうえで大切にされていることはなんでしょうか
野崎会長
「出場した選手が、喜んで納得して試合ができるというのが一番だと思います。本協会主催の大会では、できるだけたくさんの人に参加してもらいたいですね」
――参加選手へのメッセージをお願いします
塩見理事長
「全国ラージは10回出場表彰がありますが、長く楽しめるスポーツであるからだと思います。来年は福井県、再来年は福岡県での開催が予定されていますが、3年ぶりの開催となった今大会が懸け橋となって、これからも楽しく健康で、長く出場し続けていただけたら嬉しいです」