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WTTチャンピオンヨーロッパ夏季シリーズは、7月18~23日にハンガリー・ブダペストで開催された。日本からは男子2名、女子4名が参加し、男子シングルスで張本智和が今季初優勝を飾り、前回の初戦敗退の雪辱を果たした。また、宇田幸矢、伊藤美誠、早田ひな、木原美悠がベスト8に入った。
【男子シングルス】
決勝は、張本智和と林高遠(中国)の対戦。序盤から流れをつかんだ林高遠が3ゲーム連取し、一気に王手をかけたが、4ゲーム目を張本が11-6で取り返すと、5ゲーム目も連取し2対3とあと一歩と迫る。しかし、6ゲーム目は10-5と林高遠がマッチポイントを握ったが、張本がここから驚異の追い上げを見せ、逆転で最終ゲームへ。
最終ゲームも林高遠が9-4とリードし張本にとって苦しい展開となったが、そこから7本連取しフルゲームで勝利。今季初となる優勝を決めた。
3位には、フランチェスカ(ドイツ)と荘智淵(チャイニーズタイペイ)が入った。
男子シングルス決勝
張本智和 4(-3,-7,-12,6,6,11,9)3 林高遠(中国)
【女子シングルス】
王曼昱と王芸迪の中国対決となった決勝。1、2ゲーム目を王曼昱が取ると、3ゲーム目は王芸迪が取り返し2対1にする。続く4ゲーム目、9-7で王曼昱が効果的にタイムアウトを使い、流れが傾いていた王芸迪をシャットアウト。11-7で王手をかける。5ゲーム目は序盤に大量リードした王芸迪が取り、3対2で迎えた6ゲーム目。互いに譲らない激しい打撃戦の末、11-7で取った王曼昱が優勝を飾った。
3位には、陳夢と孫穎莎が入り、ベスト4を中国が独占した。
日本勢としては、早田が陳夢、木原が王芸迪にフルゲームであと一歩と迫ったが、惜しくも及ばなかった。
女子シングルス決勝
王曼昱 4(9,4,-9,7,-7,7)2 王芸迪
男子シングルスベスト8 宇田幸矢
女子シングルスベスト8 伊藤美誠
女子シングルスベスト8 早田ひな
女子シングルスベスト8 長崎美悠
各種目の入賞者
【男子シングルス】
優勝 張本智和
準優勝 林高遠(中国)
3位 フランチェスカ(ドイツ)、荘智淵(チャイニーズタイペイ)
【女子シングルス】
優勝 王曼昱(中国)
準優勝 王芸迪(中国)
3位 陳夢、孫穎莎(中国)