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全農杯2022年全日本選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)、女子の競技が、7月30~31日まで、グリーンアリーナ神戸で行われた。
女子ホープス決勝は、花沢夏琳(よ~じ道場)と伊藤友杏(羽佳卓球倶楽部)が対戦。両者ラリー戦が得意ということもあり、前陣でテンポの早いラリー戦が繰り広げられる。花沢は、伊藤の威力のあるドライブを無理せずにコースを突いて返球、攻撃を広角に打ち分け、3ゲーム目を失うが、ゲームカウント3-1で勝利し、嬉しい優勝を飾った。
「準々決勝の岩本さんとの試合がとても緊張してしまい、なんとか勝利することができました。決勝も3ゲーム目を落としてしまって、厳しい展開になるかな、と思いましたが、最後まで落ち着いてプレーすることができました」と花沢は試合を振り返った。
▲ホープス優勝 花沢夏琳
▲ホープス準優勝 伊藤友杏
【ホープス女子 準決勝】
伊藤友杏(羽佳卓球倶楽部) 3(9,7,9)0 渡邉ひかり(LaVIES)
花沢夏琳(よ~じ道場) 3(2,-5,4,5)1 園部葵彩(卓桜会)
決 勝
花沢夏琳 3(2,9,-6,8)1 伊藤友杏
カブの部は、松島美空(京都カグヤライズ)と新谷真奈(フェニックス卓球クラブ)が決勝で対戦。勢い良くプレーする松島が1ゲーム目を先取するが、アドバイスを受けた新谷が作戦をガラリと変えて2ゲーム目を奪い、スコアを1対1に戻す。3ゲーム目の序盤も新谷がペースを握りリードをするが、松島が徐々に対応しリズムを掴み逆転すると、4ゲーム目も思い切った攻撃をみせて勝利し、2年連続の優勝を飾った。
「一生懸命練習をしてきて優勝できたのでうれしかったです。連続失点してしまって、少し顔に出してしまったのですが、我慢してプレーできたと思います」と松島。
▲カブ優勝 松島美空
▲カブ準優勝 新谷真奈
【カブの部 準優勝】
松島美空(京都カグヤライズ) 3(6,9,11)0 小西紅偉(GlobalAthlete)
新谷真奈(フェニックス卓球ク) 3(9,6,-6,3)1 村松心菜(羽佳卓球倶楽部)
決 勝
松島美空 3(3,-4,5,7)1 新谷真奈
バンビの部決勝は、木方菜々美(T.T彩たま)と小松佳楠(Quest新潟クラブ)が対戦。前陣での攻撃力が魅力の両選手。台からあまり距離を取らず、サービスからの3球目攻撃が冴える。要所でポイントをあげた木方がストレートで勝利し、初優勝を飾った。
「(準決勝と接戦について)1年生の加藤さんが勝ち上がってきたことにビックリしました。相手のレシーブにミスをしないように気を付けました。(決勝戦を振り返って)今まで対戦したことがあって、負けていました。相手のナックルツッツキに気を付けて、ドライブでミスをしないようにしました。全体を通じて、サービスからの3球目攻撃が良かったと思います」と木方は大会を振り返った。
▲バンビ優勝 木方菜々美
▲バンビ準優勝 小松佳楠
【バンビの部 準決勝】
小松佳楠(Quest新潟ク) 3(5,3,8)0 原澤有里佳(薄根卓球)
木方菜々美(T.T彩たま) 3(-9,8,2,-9,11)2 加藤このみ(マエタク)
決 勝
木方菜々美 3(7,10,7)0 小松佳楠