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8月27・28日に山口県のキリンレモンスタジアムソルトアリーナ防府で、第45回全国レディース卓球大会が開催された。第43・44回大会は新型コロナウイルスの影響で開催中止となったため、3年ぶりの開催となった。
【団体】
都クラブ(京都)が初優勝
決勝は、都クラブとチーム虹の対戦となった。
トップで西谷、2番で後藤が勝利し都クラブが王手をかける。しかし、3番ダブルスで原・井上(チーム虹)がていねいなプレーでコースを突いて勝利し2対1となる。
続く4番では、準決勝の花野井クラブ戦で決勝点を挙げた岡村と、チーム虹のエース・河田が対戦。互いに台上から攻撃を仕掛け、ハイレベルなラリーを展開し、勝負は最終ゲームへ。一進一退の攻防が続いたが、最後はガッツあふれるプレーで岡村が振り切り、チーム初となる優勝を決めた。
3位には、花野井クラブ(千葉)と狭山フレンズ(埼玉)の関東勢が入った。
優勝 都クラブ(京都)
準優勝 チーム虹(兵庫)
3位 花野井クラブ(千葉)、狭山フレンズ(埼玉)
今西法子監督(都クラブ・下段中央)コメント
「優勝は本当に夢でした。
この2年間大会の開催がありませんでしたが、その間に選手の強化ができたので、今大会は都クラブ最強の布陣で戦えました。
京都の大会でも常に高いモチベーションで試合に臨み、練習も続けてきたので、夢だった優勝ができてうれしいです。
準決勝の花野井クラブ、決勝のチーム虹には過去に負けていたのですが、それぞれ当時対戦したメンバーと再戦し、勝ち切れたのは良かったです。
来年も、王者ではなく、常に挑戦し続けて、上位、願わくば優勝できたらと思っています」
準決勝、決勝で決勝点を挙げた岡村(都クラブ)は、最後まで強気な姿勢を崩さない攻撃的なプレーで初優勝に貢献した
ラリーに強く、落ち着いたプレーで勝利を重ねた河田(チーム虹)。バックハンドのスピードと安定感は大会随一
【ダブルスA(60~109歳)】
涙の初V!
中村理美/藤川牧子(天理クラブ/フレッシュ)と窪亜希/東恵理(大阪ひまわり)の対戦となった決勝は、一進一退の攻防が続き最終ゲームへ突入。最後は苦しい場面を我慢のプレーで乗り越えた中村/藤川が涙の初優勝を決めた。
優勝 中村理美/藤川牧子(天理クラブ/フレッシュ)
準優勝 窪亜希/東恵理(大阪ひまわり)
3位 兵田美保/備後美香(トヨタスカイ)、伊藤由紀子/芝里果(京卓クラブ)
ダブルスA優勝の中村/藤川は、準決勝、決勝と苦しい試合が続いたが、丁寧なプレーで勝利をつかんだ
【ダブルスB(110~125歳)】
カットマンペアが粘り勝ち
決勝は、石川さちえ/鯉江明美(ブラックパインズ/サクセス)と荒井奈未/小長井千恵子(静岡クラブ)が対戦。互いに譲らない展開となったが、チャンスボールを見逃さず攻撃した石川/鯉江が流れをつかみ3対2で優勝を決めた。
優勝 石川さちえ/鯉江明美(ブラックパインズ/サクセス)
準優勝 荒井奈未/小長井千恵子(静岡クラブ)
3位 池田美知子/重國美木(ウイングス)、小宮伸子/ペイトン由美子(狭山フレンズ)
鯉江(左)が回転に変化を加え、チャンスボールを石川が確実に決めた
【ダブルスC(126歳以上)】
ダイナミックな攻撃と繊細なコース取りが噛み合いV!
川島弘美/大津絵美子(丸亀SC)と謝春英/小林倫子(スマイル)が決勝で対戦。大津が攻撃を仕掛けると、川島が丁寧なプレーで的確にコースを突き、フルゲームの末、勝利。優勝を決めた。
優勝 川島弘美/大津絵美子(丸亀SC)
準優勝 謝春英・小林倫子(スマイル)
3位 星川みい子/黒岩優子(高山クラブ)、小林妙子/鈴木恵子(個人/卓翔クラブ)
攻撃力の高い大津(左)が積極的に攻撃を仕掛け、相手が重なったコースを川島が突く、息の合ったプレーを見せた
【ダブルスD(140歳以上)】
前田澄子/仁井田さよ子(双葉)と関塚昭子/山畑愛子(青梅クラブ)の決勝は、前田/仁井田が巧みなコース取りで相手を揺さぶり、チャンスボールを確実に決める丁寧なプレーで優勝を飾った。
優勝 前田澄子/仁井田さよ子(双葉)
準優勝 関塚昭子/山畑愛子(青梅クラブ)
3位 咲花賀代子/西山文子(桃源)、中川博美/木佐玲子(雅クラブ/個人)
前田/仁井田はコース取りがうまく、相手を揺さぶる巧みなプレーで得点を重ねた