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3月26日、代々木第二体育館で、ノジマTリーグ 2022-2023シーズンプレーオフが開催された。
今シーズンを1位で終えた木下アビエル神奈川と対戦するのは、セミファイナルでトップおとめピンポンズ名古屋に勝利し、5連覇を狙う日本生命レッドエルフ。
国際大会で活躍する日本トップレベルの対戦が観られるということもあり、2,500人以上の観客が会場を埋め尽くした。
トップで登場したのは、長﨑美柚/張本美和(KA神奈川)と赤江夏星/早田ひな(日本生命)。
1ゲーム目、赤江の思い切りのいいプレーと早田の豪打が決まり11-7で先取したが、2ゲーム目以降、長﨑の伸びのあるドライブと張本の長いリーチから繰り出されるカウンターが随所で決まり、2対1で長﨑/張本が勝利した。
2番、平野美宇(KA神奈川)と早田ひな(日本生命)の対戦。
平野のカウンターが決まると、早田が中陣から打ち抜き取り返すハイレベルな試合となったが、平野の持ち味を封じ込めるようなコース取りを見せた早田がストレートで勝利。
1対1に戻した。
3番は張本美和(KA神奈川)と伊藤美誠(日本生命)が対戦。
伊藤は前陣から下がらない速攻プレーで張本を振り回し1・2ゲーム目を取ったが、徐々に対応を始めた張本の両ハンドが決まり3・4ゲーム目を取り返す。
最終ゲームは一進一退の展開となったが、我慢のプレーで張本のバックを狙った伊藤がフルゲームの末に勝利した。
4番、後がないKA神奈川からは木原美悠が登場。対する日本生命はキャプテンの森さくら。
森は台上から積極的に仕掛けるが、木原の切り裂くようなバックハンドが要所で決まると、流れを掴んでフルゲームの末に勝利。ビクトリーマッチに繋いだ。
王者が決まるビクトリーマッチには、木原と伊藤が選出された。
伊藤が9-7でリードした場面で木原がタイムアウトを取ると、そこから連続得点しマッチポイントを握る。最後はバックにきたロングサーブを完璧に読み取った木原が回り込んで振り抜き、木下アビエル神奈川が初となる優勝を決めた。
木下アビエル神奈川 3-2 日本生命レッドエルフ
○1長﨑美柚/張本美和 2(-7,9,12)1 赤江夏星/早田ひな
●2平野美宇 0(-4,-9,-6)3 早田ひな
●3張本美和 2(-9,-8,6,4,-9)3 伊藤美誠
○4木原美悠 3(6,-6,10,-6,7)2 森さくら
○V木原美悠 1(9)0 伊藤美誠
写真提供:アフロ/Tリーグ