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WTTコンテンダーザグレブは、6月26~7月2日までクロアチアのザグレブで開催された。
日本からは男子5名、女子8名が参加。女子シングルスで平野美宇が優勝し、早田ひなが3位に入った。
【男子シングルス】
林高遠が激戦制し優勝!
決勝は林高遠と樊振東の中国同士の対戦となった。
互いに2ゲームずつ取り合って迎えた5ゲーム目。樊振東のフォアドライブが突き刺さり11-6で取って王手をかける。後がない林高遠であったが、台上から攻撃を仕掛けると打点の早いスピーディーな連続攻撃を見せて6ゲーム目を9点で取る。最終ゲームも一進一退の展開となるが、最後は林高遠のバックハンドカウンターが決まりフルゲームの末に優勝を決めた。
3位には林詩棟(中国)、向鵬(中国)が入り表彰台を中国が独占した。
林高遠 4(9,-6,13,-12,-6,9,9)3 樊振東
男子シングルス優勝 林高遠(中国)
男子シングルス準優勝 樊振東(中国)
【女子シングルス】
平野美宇が世界女王・孫穎莎に勝利し優勝を飾る
決勝は平野美宇と孫穎莎(中国)が対戦。過去の対戦成績は0勝4敗と分が悪い平野だったが、大車輪の活躍を見せる。
序盤から一進一退の展開となり、3対2で孫穎莎がリードした状態で迎えた6ゲーム目。一度は孫穎莎がマッチポイントを握ったが、しのぎきった平野が14-12で取り返し最終ゲームへ持ち込む。
最終ゲーム、要所で平野の鋭いカウンターが決まると高速ラリーを制し11-6で勝利。孫穎莎から初の白星を飾った。
3位には早田ひなと蒯曼(中国)が入った。
平野美宇 4(-4,9,-6,7,-7,12,6)3 孫穎莎
女子シングルス優勝 平野美宇
女子シングルス準優勝 孫穎莎(中国)
女子シングルス3位 早田ひな
【男子ダブルス】
林詩棟/袁励岑と梁靖崑/林高遠の中国対決となった。
林詩棟/袁励岑が1ゲーム目を9点で取ると、2ゲーム目もデュースを制し王手をかける。3ゲーム目は梁靖崑/林高遠の攻撃が噛み合い12-10で取り返すが、抜群のコンビネーションを見せた林詩棟/袁励岑が4ゲーム目を4点で取り勝利。優勝を飾った。
林詩棟/袁励岑 3(9,11,-10,4)1 梁靖崑/林高遠
男子ダブルス優勝 林詩棟/袁励岑(中国)
【女子ダブルス】
女子ダブルス決勝は田志希/申裕斌(韓国)と劉瑋珊/銭天一(中国)の対戦となった。
1ゲーム目を韓国ペアが先取するが、続く2、3ゲーム目を中国ペアが取り返し王手をかける。
4ゲーム目、一進一退の展開になるが12-10で韓国ペアが取り返し勝負は最終ゲームへ。最終ゲームも互いに譲らない展開となるが、最後は安定感のあるプレーを見せた韓国ペアが取り優勝を決めた。
田志希/申裕斌 3(6,-8,-8,10,8)2 劉瑋珊/銭天一
女子ダブルス優勝 田志希/申裕斌(韓国)
【混合ダブルス】
混合ダブルス決勝は王楚欽/孫穎莎と林詩棟/蒯曼の中国ペア同士の対戦となった。
1・2ゲーム目は王楚欽/孫穎莎の高速プレーが噛み合い連取。続く3ゲーム目、林詩棟/蒯曼が対応し9点で取り返したが、最後は王楚欽/孫穎莎の鋭い攻撃が突き刺さり3対1で勝利した。
3位には黄鎮廷/杜凱琹(中国香港)と趙大成/金娜英(韓国)が入った。
王楚欽/孫穎莎 3(6,3,-9,5)1 林詩棟/蒯曼
混合ダブルス優勝 王楚欽/孫穎莎(中国)
各種目の順位
【男子シングルス】
優勝 林高遠(中国)
準優勝 樊振東(中国)
3位 林詩棟(中国)、向鵬(中国)
【女子シングルス】
優勝 平野美宇(日本)
準優勝 孫穎莎(中国)
3位 早田ひな(日本)、蒯曼(中国)
【男子ダブルス】
優勝 林詩棟/袁励岑(中国)
準優勝 梁靖崑/林高遠(中国)
3位 ブルゴス/ゴメス(チリ)、関文皓/李漢銘(中国香港)
【女子ダブルス】
優勝 田志希/申裕斌(韓国)
準優勝 劉瑋珊/銭天一(中国)
3位 パラナン/サウェータブット(タイ)、アクラ/チタレ(インド)
【混合ダブルス】
優勝 王楚欽/孫穎莎(中国)
準優勝 林詩棟/蒯曼(中国)
3位 黃鎮廷/杜凱琹(中国香港)、趙大成/金娜英(韓国)
写真提供:WTT