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2024中国スマッシュは、9月26日～10月6日に中国・北京で開催された。
日本からは男子6名、女子6名が参加。女子シングルスでは、伊藤美誠がベスト8に入った。
【男子シングルス】
決勝は林詩棟と馬龍の中国対決となった。
1ゲーム目は林詩棟が先取したが、馬龍が台上からの展開で試合を優位に進めて3ゲーム連取し、優勝まであと1ゲームとした。
続く5・6ゲーム目は、林詩棟が取り返し最終ゲームまでもつれる展開となった。
最終ゲーム、林詩棟は4-8と点差を離されるが、バックでの多彩なプレーを炸裂させて逆転し11-8で勝利。優勝を決めた。
3位には向鵬と梁靖崑が入り、開催国である中国が表彰台を独占した。
林詩棟 4(4,-7,-5,-13,4,5,8)3 馬龍
男子シングルス優勝 林詩棟(中国)
男子シングルス準優勝 馬龍(中国)
【女子シングルス】
決勝は孫穎莎(中国)と王曼昱(中国)の対戦となった。
1ゲーム目は孫穎莎が先取。2ゲーム目、鋭いコースのせめぎ合いとなり孫穎莎が10-7とゲームポイントを握ったが、王曼昱がピッチの早い攻撃を仕掛け、激しい攻防の末に14-12で取り返す。
続く3・4ゲーム目は、一進一退の展開。王曼昱は厳しいコースを攻めるが、ミドルへの攻撃をうまく使い得点を重ねた孫穎莎が5・6ゲーム目を取り、優勝を決めた。
3位には范思琦と陳幸同が入り、男子に続いて中国勢が表彰台を独占した。
孫穎莎 4(6,-12,4,-6,8,7)2 王曼昱
女子シングルス優勝 孫穎莎(中国)
女子シングルス準優勝 王曼昱(中国)
女子シングルスベスト8 伊藤美誠
【男子ダブルス】
決勝は梁靖崑/王楚欽(中国)と林高遠/林詩棟(中国)の同士討ちとなった。
1ゲーム目、林高遠/林詩棟が8点で取ると、続く2ゲーム目も鋭いカウンターを繰り出し4点で取る。
後がない梁靖崑/王楚欽は3・4ゲーム目を取り返し、最終ゲームに突入。両ペアとも譲らない長いラリー戦を制した梁靖崑/王楚欽が勢いそのままに優勝を決めた。
3位には袁励岑/向鵬(中国)とF.ルブラン/A.ルブラン(フランス)が入った。
梁靖崑/王楚欽(中国) 3(-8,-4,6,8,9)2 林高遠/林詩棟(中国)
男子ダブルス優勝 梁靖崑/王楚欽(中国)
男子ダブルス準優勝 林高遠/林詩棟(中国)
【女子ダブルス】
決勝は、銭天一/陳幸同と王芸迪/孫穎莎の中国対決となった。
序盤から王芸迪/孫穎莎のパワーのある攻撃を柔軟に返した銭天一/陳幸同が1・2ゲーム目をそれぞれ10点で取り、王手をかけた。
3ゲーム目は、王芸迪/孫穎莎が3点で取り返すも、最後まで抜群のコンビネーションを見せた銭天一/陳幸同が優勝を決めた。
3位には鄭怡静/李昱諄(チャイニーズタイペイ)と陳熠/徐奕(中国)が入った。
銭天一/陳幸同 3(10,10,-3,7)1 王芸迪/孫穎莎
女子ダブルス優勝 銭天一/陳幸同(中国)
女子ダブルス準優勝 王芸迪/孫穎莎(中国)
【混合ダブルス】
決勝は、林詩棟/蒯曼(中国)と林高遠/王芸迪(中国)が対戦。
1ゲーム目、林詩棟/蒯曼が5点で取ると、2ゲーム目は林高遠/王芸迪が猛攻を見せタイに戻した。
3ゲーム目は、林詩棟/蒯曼のカウンターと的確なコース取りで点差を離し5点で取ると、勢いそのままに4ゲーム目も5点で取る圧巻のプレーを見せ優勝を決めた。
3位には薛飛/銭天一(中国)とK.カールソン/シェルベリ(スウェーデン)が入った。
林詩棟/蒯曼 3(5,-3,5,5)1 林高遠/王芸迪
混合ダブルス優勝 林詩棟/蒯曼(中国)
混合ダブルス準優勝 林高遠/王芸迪(中国)
【男子シングルス】
優勝 林詩棟(中国)
準優勝 馬龍(中国)
3位 向鵬(中国)、梁靖崑(中国)
【女子シングルス】
優勝 孫穎莎(中国)
準優勝 王曼昱(中国)
3位 范思琦(中国)、陳幸同(中国)
【男子ダブルス】
優勝 梁靖崑/王楚欽(中国)
準優勝 林高遠/林詩棟(中国)
3位 袁励岑/向鵬(中国)、F.ルブラン/A.ルブラン(フランス)
【女子ダブルス】
優勝 銭天一/陳幸同(中国)
準優勝 王芸迪/孫穎莎(中国)
3位 鄭怡静/李昱諄(チャイニーズタイペイ)、陳熠/徐奕(中国)
【混合ダブルス】
優勝 林詩棟/蒯曼(中国)
準優勝 林高遠/王芸迪(中国)
3位 薛飛/銭天一(中国)、K.カールソン/シェルベリ(スウェーデン)
写真提供：WTT
