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●混合ダブルス2回戦
森薗/伊藤(岡山リベッツ/スターツSC) 8、8、4 下山/木村(原田鋼業/中国電力)
混合ダブルス2回戦、昨年に続く連覇を狙う第1シードの森薗/伊藤は、ストレート勝ちで3回戦進出。出足から、とにかく伊藤のプレーが冴えていた。相手のレシーブが少しでも台から出れば、クロスにサイドを切って鋭いフォアドライブを決め、男子選手のボールでも強烈なバックのカウンターを決める。それが決してファインプレーには見えず、淡々とハイレベルなテクニックを連発していくところに凄みがある。森薗も伊藤に引っ張られるように、尻上がりに調子を上げ、森薗のチキータからの伊藤のバックハンドが面白いように決まった。以下は試合後のコメント。
「美誠のプレーや位置取りがすごく良くて、調子を上げることができました。美誠は強気なのは言葉だけじゃない。出足からすごいレシーブをして、すごい強気だなと感じました。ダブルスはまだまだ模索中の部分もありますが、この大会を通じて成長していきたい。このミックスを美誠と一緒に、大事に戦いたいと思います」(森薗)。
「初日から試合があるのは久々で、楽しみながらも勝つことを意識しました。この会場での初戦なので、卓球台の弾みなどにも慣れて終えることができたのは良かった。ミックスが終わってからシングルスとダブルスに入るタイムテーブルなので、まずはこのミックスに集中したい。前回王者として強気でいきたいし、明日も楽しんで、目の前の試合をひとつずつ勝っていきたいです」(伊藤)。