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男子グループリーグ第4戦
日本は同率のチャイニーズタイペイと対戦。日本はイングランド戦とオーダーを変更し水谷と張本に加え松平を起用。対するチャイニーズタイペイは荘智淵と陳建安の2大エースに17歳若手ホープの林昀儒のオーダー。
トップは張本と荘智淵。第1ゲームを4本で落とし、第2ゲームも4-1から4-6まで逆転を許してしまう。中陣での打撃戦となり、荘智淵の威力のあるフォアドライブに苦しめられるが、台についてのカウンターを織り交ぜながらラリー戦を制して第2ゲームは取り返した。
第3ゲームは、再び2-6と大きくリードされたが、要所で張本のサービスが効き、9-6と逆転に成功。しかし、再び9-10と逆転されるシーソーゲームとなったが、ジュースでこのゲームを何とか乗り切ると、続く第4ゲームもチキータでチャンスを作って、荘智淵の体目掛けたドライブが決まり3-1で先取点を挙げた。
2番水谷は同じサウスポーの陳建安と対戦。中陣での引き合いで水谷の魅力を最大限に発揮。2ゲーム連取した第3ゲームは、台についた早い攻めで陳建安を翻弄し、ストレートでエースとしての役割を果たした。
初戦ぶりの起用となった松平はサウスポーの林昀儒と対戦。「張本のような素晴らしいバックハンドの使い手」と倉嶋監督が称したとおり、林昀儒は随所でキレのあるバックドライブを披露する。
しかし、松平も持ち前のコート領域を選ばないカウンターで応戦。全体的に林昀儒の凡ミスも目立ったか、松平は1ゲーム奪われるも、終始主導権を握って大一番となったチャイニーズタイペイ戦での起用の期待に応えた。
日本は昨日のイングランド戦の雪辱を果たして、2位通過を確定させた。
トップでいい流れを作った張本智和
気合十分のプレーで陳建安を完封した水谷隼
カウンターが冴えた松平健太
威力のあるフォアドライブを打ち込んだ荘智淵。
張本の速さには及ばず
【スコア】
日本3-0チャイニーズタイペイ
〇1張本智和(-4,7,12,8)荘智淵
〇2水谷隼(9,6,5)陳建安
〇3松平健太(6,-11,7,4)林昀儒