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男子グループリーグ第1試合
日本は、エース水谷が背中の痛みの影響で温存。丹羽、張本、松平で初戦に臨んだ。
トップは丹羽と同じサウスポーのニュイティンク。序盤から粗さの目立つニュイティンクに対し、冷静な丹羽が無理のないプレーで相手のコートにボールを収めていく。要所で回転のわかりづらい巻き込みサービスも効き、先取点を挙げる。
続く2番は世界選手権団体は初出場となる張本はランビエと対戦。「100点の内容」と倉嶋監督が語った通り、序盤から気合十分。積極的に攻撃を仕掛けていった故のミスもあったが、力の差を見せつける形でストレート勝利。
3番は松平とデヴォス。第1ゲームを先取し、第2ゲーム。10-9、11-10と2度ゲームポイントを握りながらも逆転を許し、このゲームを落としたが、第3ゲームはしゃがみ込みサービスを有効的に使って、攻撃につなげてゲームカウント2-1と王手。
第4ゲームは、終盤まで競り合いとなったが、サービスを相手のフォア前に徹底的に集めてミスを誘い、ゲームカウント3-1で勝利。
男子も好調に初戦を突破した。
【スコア】
日本3-0ベルギー
〇1丹羽孝希(3,4,7)ニュイティンク
〇2張本智和(8,8,4)ランビエ
〇3松平健太(5,-11,7,9)ドヴォス
【日本チームコメント】
倉嶋洋介監督
「本当は初戦の1番は水谷に任していましたが、まだ背中が万全ではないということで、丹羽に『やってくれるか?』と聞いたら『何番でもいいです』ということだったので、任せました。彼も経験を積んできていますから、1番でも非常にいいプレーをしてくれました。その流れで張本も緊張することなくプレーできてよかったと思います。
(張本選手は2番と決めていたのでしょうか)最初から決めていました。1番でもよかったのですが、1点とってもらって落ち着いて入らせた方がいいかなと。チームカップを観ていて、初戦がダメだとそのままいくかな、という思いもあったので、なるべくいい環境でやらせるのがいいかなと思いました。それがすごくいいスタートになったのではないかと思います。
(XYZを狙っていたのでしょうか)XYZでエース使いは張本と決めていました。
張本はどんな試合でもだいたい1試合目はよくないのですが、今回はよかったと思います。1ゲーム目を見ただけで、感覚がいいなと思いました。たまに本人も凡ミスをして『なんで入らないんだ』という様子ではありましたが、かなり精度の高いプレーだったと思います。
(初戦としてのできは)丹羽も張本も100点です。健太は手こずってしまいましたが、手ごたえを感じるような内容だったと思います。
(水谷選手の状態は)わからないですね。水谷がいつ帰ってくるかと思うよりは、『今いるメンバーで水谷が戻ってくるまで全勝を守ろう』と話しています。マッサーの報告では大丈夫だろうとのことです」
丹羽孝希
「初戦はすごく大事な試合なので、チームに勢いをつけるために集中してすごくいいプレーができたと思います。
初戦で1番なので、いい流れを作りたいなと思っていましたし、相手もエースですごく強いので、その分僕も集中していいプレーができたと思います。
下がってしまうとどうしても厳しくなるので、ある程度リスク負ってでも前で攻めていこうと思いました。
試合前は緊張しましたが、1ゲーム目をいい形でとることができたので、そこからは緊張せずにできました。
昨日のミーティングで水谷さんが戻ってくるまで持ちこたえようと話していました。いつ戻ってこれるかはわかりませんが、チームの総合力で勝っていきたいです」
張本智和
「丹羽さんが3-0で勝ってくれたので、自分の心も楽になって思い切ってプレーできました。バックはいつもどおりよくて、フォアもまあまあでした。台上のミスが多かったので、そこは明日修正できればと思います。
水谷さんがいないのは寂しい気持ちもありますが、皆さん頼れる先輩方で勝てるチームだと思っています。」
松平健太
「チームの流れはすごくよかったのですが、僕自身は内容がよくありませんでした。勝てたことはよかったです」