ジュニア8強が決まる、全中王者・手塚は田中を破る

●ジュニア男子5回戦（ベスト8決定）
宇田（JOCエリートアカデミー／大原学園）　3、-10、7、6　中村（福井商業高）
宮川（野田学園高）　-13、7、8、11　加山（愛工大名電高）
手塚（明徳義塾中・高）　6、-11、9、3　田中（愛工大名電高）
金光（大原学園高）　7、8、10　中橋（鶴岡東高）
戸上（野田学園高）　9、-9、6、8　小野寺（専修大北上高）
浅津（JOCエリートアカデミー／帝京）　7、-13、10、8　堀川（愛工大名電高）
濵田（愛工大附中）　5、6、4　加賀美（愛工大名電高）
張本（JOCエリートアカデミー）　5、8、3　杉本（希望が丘高）

ジュニア男子5回戦、昨年の世界ジュニア代表・田中（愛工大名電高）が、全中チャンピオンの手塚に敗れる波乱。優勝候補の一角だったが、ブロックとスマッシュを多用する、手塚の独特なスタイルに惑わされた。
一方、優勝候補筆頭の張本智和は、杉本（希望が丘高）をあっという間に料理。試合後の会見で、「今日のジュニアでは、自分のいつもどおりのプレーができた。でも明日はこれ以上に良いプレーができると思う。去年は準々決勝で負けてしまったので、まずそこを勝って、そこから決勝までいきたい」とコメントした。

「今日はサービスが良かったし、ラリーでのバックハンドの調子も良くなってきた。ミックスダブルスで森薗（美咲）さんの異質に合わなくてミスが出ていたのが、シングルスで裏ソフトの選手とやってリズムが出てきた感じです。ジュニアはいつもどおりのプレーができれば、変なことをしなければ優勝できると思う。試合は楽しいし、勝ち上がれば気持ちは楽になるので、疲れは全然ないです」（張本）。

（卓球王国配信）