シングルス予選リーグ、田中と木村は1位通過

●男子シングルス予選リーグ
田中　9、−7、5、−7、5、11　オプレア（ルーマニア）
田中　6、−9、8、3、6　チャンドラ（インド）
※田中はリーグ1位通過で決勝トーナメント進出

●女子シングルス予選リーグ
木村　2、2、3、5　ジェジク（アルジェリア）
木村　10、−9、5、10、6　周穎詩（香港）
木村　2、5、3、7　カウル（オーストラリア）
※木村はリーグ1位通過で決勝トーナメント進出

大会第5日目の11月30日、男女シングルスの予選リーグが行われ、日本勢で出場した田中佑汰と木村光歩はともにリーグ1位通過。明日の決勝トーナメント1回戦へ駒を進めた。

田中は朝10時スタートのオプレア戦で、左腕から繰り出すミスのない両ハンドドライブに苦しんだ。しかし、勝負所では回転量の多いチキータが決まり、10−8のマッチポイントから10−11と逆転を許した6ゲーム目を13−11で制して勝利。続くチャンドラ戦も4−1で勝利を収めた。

木村は変化の激しい巻き込みサービスからのフォア強打、バック表ソフトのクセ球で、格下の相手を次々に料理。団体第2ステージで対戦し、3−0で勝利した周穎詩戦は接戦となったが、名門・山陽女子高で鍛えられた勝負度胸の良さを見せた。
他のメンバーに比べると国際大会での経験は少ないが、スウェーデンオープンから遠征に合流し、直前合宿を経てすっかりチームにも溶け込んでいる。決勝トーナメントではぜひ大物食いを見せてほしい。