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日本男子、無念!
男子団体決勝は中国が3−0で日本を破り、金メダル。
日本としては、トップ木造がアジアジュニア選手権で勝利している薛飛をつかまえ、思惑どおりのオーダーだった。ゲームカウント1−1となった3ゲーム目、4ゲーム目は終盤まで競り合いながら木造にミスが出た。「内容的にもそれほど悪い戦い方ではなかった」と試合を振り返った田㔟監督。「木造はリードして「もう1本ほしい」というところでミスが出て離しきれず、心理面でも優位に立てなかった。1点を確実に取れる技術力の高さがもっと求められると思います」と語った。
2番田中は中国選手とは初の対戦。2ゲーム目に6−0とリードするなど、得意のチキータとバックハンドの強さで王楚欽に迫ったが、王楚欽は田中のバックサイドを避け、フォアサイドにボールを集めて攻略。あまいボールは逃さないレシーブからの一発ドライブは迫力に満ちていた。
3番髙見対徐海東戦は、「台上で先手を取って、バックサイドが強いのでミドルをうまく使って、バックサイドに打つ時は強く攻めるという作戦」(田㔟監督)で試合に臨んだが、序盤でのレシーブミスの連続でリズムを失った。フォア前へのサービスが思うように効かず、バック前に出したサービスはさらに裏面チキータで狙われた。徐海東はフォアドライブにはそれほど威力はなく、実力的には十分チャンスのある相手だっただけに惜しまれる。
大会前半の団体戦を戦い終え、「今回の団体戦では経験が多いのは木造だけで、他の3人は初出場。それでここまで頑張ってくれた。昨日のフランス戦、韓国戦で苦しい場面を乗り越えてくれたし、胸を張っていい銀メダルだと思います」と田㔟監督は語った。個人戦ではまず中国と当たるところまでは負けない、そして中国と当たればひとつでも多く勝つことが目標だ。