【女子シングルス1回戦】石川佳純、2回戦へ

昨日は混合ダブルスと女子ダブルスで３試合こなしている石川佳純は、落ち着いた戦いぶりを見せた。
体格が良く、中後陣での大きなラリーを得意とするクマハラ(ブラジル)に対し、石川はサービスレシーブで主導権を握り、相手の待ちを外していく。特に石川の切れ味鋭いサービスやストップ、チキータ「にクマハラは手こずった様子だった。
ラリー戦でも緩急を使って、攻撃につなげ、４－０と快勝し、２回戦へ駒を進めた。
初戦ということもあり、サービスレシーブでいろいろと試しているようにも見受けられるほど余裕も感じ、日本のエースの貫禄を見せつけた。

石川佳純　2,7,2,8　クマハラ(ブラジル)

石川佳純コメント
「昨日まではパートナーがいて、今日は一人だったので、また違う緊張感はありましたが、楽しんでできたので、今日の夜の試合につながるすごくいい試合ができたと思います。どんどん先手を取って、自分から得点していくプレーを課題にずっと練習してきたので、今後ももっと出していけたらと思います。初戦としてはすごくいい出来だったと思います。レシーブからチキータなどで先手を取っていけたのがよかったと思います。チャンスがあれば狙っていくという気持ちで打っていけました。
(昨日３試合あったが)疲労はまだないです。(体力面で気をつけていることは)食事では炭水化物をいっぱい摂って体力をキープすることと、しっかりと睡眠をとることです。ただ、練習もたくさんしてきたので、体力もついてきていると思います」