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TOPICS
●混合ダブルス決勝
趙勝敏/金智淏(韓国)ー7、9、9、ー7、ー8、3、11 松山/早田
●女子ダブルス決勝
ディアコヌ/ドラゴマン(ルーマニア) 7、8、6、ー5、ー9、9 早田/加藤
●男子ダブルス決勝
安宰賢/趙勝敏(韓国)ー7、8、4、3、4 張本/龍崎
混合ダブルス、女子ダブルス、そして男子ダブルスとダブルス3種目の決勝に日本勢が登場。しかし、混合ダブルス決勝で松山/早田がゲームオール10ー7のマッチポイントから逆転されたことをきっかけに、日本チームはどこか流れを失ってしまった。女子ダブルス決勝では、「ミックスが終わった時点で、『大丈夫』と自分に言い聞かせて試合に入ったんですけど、コートに入るとさっきまでと同じ台で同じ雰囲気で、少しやりにくい部分はあった」という早田に序盤でややミスが多く、ルーマニアペアがタイトルを獲得。
ヨーロッパ勢の世界ジュニアでの優勝は、全種目を通じて05年リンツ大会の男子シングルスを制したバウム(ドイツ)以来、11年ぶり2回目のことだ。男子ダブルス決勝に登場した張本/龍崎ペアは、中盤から硬さが取れ、強烈なチキータを連発した韓国ペアの勢いにのまれた。
ダブルス2種目の決勝を戦い終え、今大会は団体での金メダル1枚、女子ダブルスと混合ダブルスの銀メダル2枚という結果だった早田。「女子シングルス2回戦で中国選手にリベンジされたけれど、まだダブルスが残っていると気持ちを切り替えることができた。でも、自分の気持ちの部分で負けてしまった。ダブルスでは半面にサービスが来るので、思い切ったレシーブがいろいろできるけれど、シングルスは全面に来る。そこでも思い切ったレシーブができるようになれば、さらに上を狙えると思います」(早田)。
悔しい敗戦にもしっかりとした口調で大会を総括した。女子ダブルス終了後、ドーハ行きの便ですぐにワールドツアー・グランドファイナルへと転戦。このハードな戦いの中で、大器はさらに力をつけていく。