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●男子シングルス予選リーグ
松山 ー11、3、4、3、7 ブベン(チェコ)
キム・ソンイル(北朝鮮) 11、7、6、ー9、ー6、ー6、5 松山
昨日の男女団体決勝、日本のアベック優勝という興奮の余韻さめやらぬ大会第5日目。会場では男女シングルスの予選リーグが行われ、団体戦のヒーローである松山祐季が日本勢では唯一出場。すんなり予選を突破するかと思われたが、同じ組に世界ランキングのない北朝鮮のキム・ソンイルが入る厳しい組み合わせとなった。
第1ゲーム10ー8から、好ラリーはあったものの10ー12で逆転を許した松山。試合後、ベンチに入った田㔟監督は「今の試合については完全に準備不足。技術も、メンタルも、戦術もそう。5ゲームから7ゲームになって、1ゲーム目くらい大丈夫だろう、2ゲーム目なら大丈夫だろうと思っていると、気づいたら0ー3ということになる」と語った。徐々に本来の調子を取り戻し、緩急をつけた攻めで3ゲームを返した松山だが、最終ゲームはプレッシャーからかバックハンドに早打ちのミスが多くなった。すんなり1位通過したかった松山だが、キム・ソンイルが同じグループのブベン(チェコ)にも勝利し1位で通過。松山は2位での予選通過となった。
「相手のやることはブロックしかなかった。松山のフォアに来たボールは4本くらいしかない。そのうち3本くらいは、松山がフォア前に出したボールをフリックされただけで、松山のフォアにブロックされて失点したのは1回だけなんですよ。それにも関わらず、なぜバックサイドのボールを回っていかないのか。団体戦であれだけ動いて、自分からフォアで攻めて行った選手がそういう戦い方をしてしまうのは、明らかな準備不足だと感じています。
昨日は、非常に良い戦い方をして団体戦で優勝した。なぜああいう試合ができたのか、各自がちゃんと振り返ることは大事だと思う。そして、振り返ってそこに満足するのではなく、あのプレーをもう一度できるようにしてほしい。松山の試合の後で、一度選手たちを集合させて、そういうことを伝えました」(田㔟監督)