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月刊卓球雑誌ニッタクニュース

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アスリートファイル:森薗政崇(美鷹クラブ)

親子鷹で挑む五輪の「頂点」

親子鷹で挑む五輪の「頂点」
まだ小柄な体に、映える栗色のやわらかそうな髪の毛がなびく。
森薗政崇選手、小学校の4年生だ。
その可愛らしさとは裏腹に、彼は、日本卓球界の将来を嘱望されるほどの逸材なのである。
今年7月末、神戸で開かれた全日本カブでは、優勝候補に上げられながらそのプレッシャーを見事にはねのけて戴冠。潜在能力の高さを示したのだ。
小さな体をフルに動かし、ファイトを全面に出すそのプレーは、見ていて気持ちがよく、また非凡なものを感じさせる。
小学生の中ではズバ抜けているフットワーク。
変化サーブからの3球目攻撃のよさと攻守のバランスのよさ。充実した気力。どれを取ってもトップクラスの力を備えているといえるだろう。

姉の美咲選手もまた、青森山田中の主力とし活躍する選手なのである。
まだ残暑厳しい9月の、とある土曜日。午前中の激しい練習で、玉のような大粒の汗をひとしきり流したあと、わずかな休憩を取っただけで再び午後の練習に入った。
ウイークデーは夕方6時半からおよそ3時間の練習。
土曜日曜は、朝9時から夕方5時までボールを追い続ける。
「場合によっては、もう少しやることもあります」
というのは、父親で実業団のシチズンでも活躍した誠さん。
練習のほぼ全てを誠さんが指導する。
多球練習であり、また、ラリーを続けながらの練習である。
誠さんは、政崇君が所属する美鷹クラブも指導するため、やはり毎日ラケットを握る。
その誠さんが政崇くんについて語る。
「まだ体がないので、台上のボールの扱いがよくありません。そこが欠点でしょう。今後の課題は、
やはりバック系の技術でしょう。ただ止めるのではなく、止める、伸ばす、弾く、などができるようにならなくてはいけません。その他、コース取りやミドル処理、それに戦術ですね。死角をなくすことです」

と、厳しい見方をする。だがそれもこれも、目指すステージの高さゆえなのである。
全日本カブ優勝についても誠さんは、
「あくまで通過点です。国内で勝つのは、もちろんうれしいのですが、やはり世界で勝てるプレーヤーにならないと....そのためには、いまから物怖じしないように精神的にも場慣れさせておかないといけないとも思っています」
そうした目標を実現させるため、個人的に中国に数回練習に行くほどだ。
今後は、中国だけでなく、ヨーロッパにも修行に行きたいとも語る。
その視線は真っ直ぐに、五輪と世界の頂点に向かって伸びている。

詳細は「ニッタクニュース2005年11月号」に掲載しています
マンスリースペシャルは NITTAKU NEWS より抜粋してウェブ上で公開しています。

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