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●男子団体第2ステージ
日本 3ー2 ルーマニア
○張本 7、6、ー9、16 シポシュ
○松山 3、ー7、ー7、4、8 プレテア
龍崎 ー9、ー9、ー11 マノレ○
張本 ー4、ー8、3、ー6 プレテア○
○松山 3、ー13、ー5、9、9 シポシュ
日本男子、ラスト松山の頑張りでルーマニアを下し、グループEで2連勝!
前半で2ー0とリードし、楽勝ムードから一転、第1戦のチェコ戦以上に苦しい戦いとなったこのルーマニア戦。日本男子の田㔟監督は木造を下げ、ルーマニアのエース・プレテアがJNT合宿で来日した際、ゲーム練習で勝利していたという松山を起用。この思い切った選手起用に松山が応えた。2番、そしてラストとゲームカウント1ー2からの逆転勝ち。特にラストでは、シポシュのフォアサイドから出すバックサービスに苦しみ、浮いたストップを一発で打ち抜かれながら、最終ゲーム9ー9からチキータを2本ねじ込み、最後はフォアハンドの打ち合いを制して熱戦に決着をつけた。
「チームのために最後勝ちたいと思っていた。自分に回ってきたことをプラスに考えて、最後やるしかないと思っていました。緊張してもしょうがないし、負けてもいいから思い切ってやろうと自分で意識してやったので、それが結果として出たと思います」(松山)。
★田㔟監督の試合後のコメント
「ドローが決まってから、こうなるだろうという危機感を共有していたから乗り切れた試合。でも松山がよく頑張ってくれたなと思います。プレテアから松山と張本で2点取って、3番で取って勝とうというオーダーだったんですけど、なかなかうまくはいかなかった。3番龍崎が初出場ということもあって、ちょっとナーバスになっていた。4番張本はちょっと試合前の準備不足の面がありました。
最後の松山の最終ゲーム9ー9では、彼が勇気を持ってチキータをやってくれたからネットインになった。よく勇気を持ってやってくれたと思います。ストップがうまくとまっていなかったので、それなら選択肢はチキータしかなかった。
2試合とも、ここまで苦労するとは正直思わなかったですね。でも、選手たちはすごく良い経験をしていると思う。みんな初出場だから、この2試合だけで相当良い経験になると思います。これをステップにシニアでの成長につなげてほしい。本当に一つひとつですよ。明日は楽に勝てる相手はいない。でも中国や韓国も良い勝負で、やってみないとわからないところがある。選手たちも自信を持って、この2試合を乗り切ったことで、明日は新たな気持ちで頑張ってほしいなと思います」(田㔟監督)