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宇田がゲームカウント3-1の10-8でマッチポイントを握ったが、張本が意地を見せて逆転。
続く第6ゲームも張本が7-1とリードするなど、見事に立て直して最終ゲームへ。
張本は勢いそのままに4-0とリードしたが、ここから宇田がサービス3球目攻撃に強さを見せる。張本のチキータレシーブを狙い打ちすして4-3にすると、張本がすかさずタイムアウト。
しかし、今度はフォアサイドへのハーフロングのサービスに対し、持ち上げた張本のドライブを回り込み狙い打ちドライブで4-4。ここからは、互いにサービスからの展開で点を取り合い、9-9。
宇田は徹底的に張本のフォアサイドにハーフロングのサービスを出し続け、その際どいコースにクロスしか返すことができず、すべて宇田に回り込みで狙われてきた。
ここで、なんとか展開を変えたい張本は、決死の覚悟でストレートに返球するもオーバーで10-9宇田が王手。続くサービスも同じコースで、迷いを見せた張本が再びオーバーし、宇田の初優勝が決まった。
優勝インタビュー
「途中苦しい場面もあり、もうダメかなと思いましたが、最後はしっかり決められてよかった。
5ゲーム目のマッチポイントは、意識はしていなかったが、張本選手が戦術を変えてきて、最後は自分が崩れてしまった。
挽回されてからは自分のミスが出てしまったが、勝つには最後まで攻め続けないといけないと思っていたので、最後まで攻め続けました。
両親が応援しに来てくれたり、ベンチに入ってくれた父も、最後まで声掛けしてくれたので、自信を持ってプレーできました」
宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園) 4(11,9,-8,10,-11,-6,9)3 張本智和(木下グループ)