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2016.03.06

#RESULTS

いざ勝負!!優勝めざして、男女ともに中国と対戦。日本女子、決勝に向けて

2016世界選手権クアラルンプール大会も、いよいよ最終日となりました。現地時間、14時半より、女子決勝戦が行われる。女子決勝の対戦カードは、みなさんもご存じの通りの、日本対中国だ。

 

日本は、予選リーグでよもやの敗戦を喫するも、決勝トーナメント準々決勝で、予選リーグで敗れているドイツに雪辱を果たすと、準決勝ではまたもや予選リーグで対戦している北朝鮮に勝利し、決勝に進出。日本がいた予選リーグBは、レベルの高いリーグだったと言える。

 

日本女子を引っ張ったのは、石川佳純、福原愛に加え、伊藤美誠、だった。石川、福原は安定した力を発揮し、伊藤は、初出場とは思えないほどの堂々としたプレーでチームに貢献した。

 

しかし準決勝。伊藤は、トップでまさかの敗戦。明らかにいつもと違う表情であった。4番で決勝戦もあげるも、内容はどちらに勝敗がついてもおかしくない内容であった。試合後、伊藤は「緊張というか。苦しかった。ただそれだけです」と連絡をしてきた。15歳にかかったプレッシャーは、本人にしかわからない。プレッシャーがかかったにしろ、勝ちは勝ちである。良い経験になったのでは。

 

石川、福原は安定した力を発揮し、勝利。決勝に向けて準備万端である

 

日本女子は昨日の5日は試合がなく、練習日となった。連戦で疲労がたまっていたかもしれないので、昨日は良い練習になったのではないか。

 

一方、日本の対戦相手の中国。ここまですべての試合を3対0で勝利しているものの、内容は圧倒的ではない。中でも、ロンドン五輪女子単優勝の李暁霞が安定したパフォーマンスが発揮できずにいる。

 

オーダーをどう組んでくるかわからにが、中国は、丁寧、リュウシブン、朱雨玲ではないだろうか。日本は、アジア競技大会で丁寧に勝利している福原愛、大舞台に強く、ゾーンに入ると手がつけられなくなる石川佳純、相手に何をするかわからせず思い切り攻める伊藤美誠を起用するのではないか。(あくまで、私の予想です…。)

 

「これまで打倒中国で練習してきました。その成果を出すときが明日だと思います。応援してくれる方が多ければ多いほど、日本チームは燃えると思います。応援してくれる方に感謝の気持ちを忘れず、思い切りプレーします。応援よろしくお願いします」と石川佳純選手から、連絡もきている。

 

運命の女子決勝戦は間もなくだっ!!

 

石川が勝利を決めると見せる「勝利のジャンプ」中国戦でも、このジャンプがみたい!!

 

中国選手に相性の良さを見せる福原。悲願の金メダルに挑戦

 

 

今大会のキーパーソンの伊藤。見せましょう。日本の力

 

今大会も安定したプレーを見せる丁寧。試合中に時折苦しい表情も見せる…。競り合いになれば…

 

一時期の圧倒的な強さは影を潜めるも、経験で試合巧者ぶりを発揮する李暁霞。決勝の起用はあるのか!?

 

昨日の準決勝はベンチで戦況を見つめたリュウシブン(左)。決勝はおそらく起用されるだろう。

【編集部 O】