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2番は吉村真晴とピチフォード。リーチのあるピッチフォードはしなりのあるフォームで両ハンドを狙っていくが、水谷同様、サービスで主導権を握って5本で先取。
前半は吉村のペースで試合は進み10−5でピチフォードのサービスがフリーハンドで隠しているとフォルトを取られ、ピッチフォードは苛立ちを見せた。すると次のレシーブを吉村がオーバーミス。ここからレシーブでのミスが続き、5本連取されジュースに。吉村は2度マッチポイントを握ったが、最後は吉村のボールがオーバーしてピッチフォードが盛り返した。
第3ゲームは、ピッチフォードが第2ゲームの勢いそのままにラリー戦でリーチを生かしたドライブやカウンターが決まり、5−2とリードしたが、チキータレシーブで相手のタイミングを崩し、チャンスにつなげると逆転に成功し、後半はラリーでも競り勝って7本で勝利。
第4ゲームは取って取られての大接戦となった。互いにサービス時の得点率が高く、ジュースまでもつれたが、引き合いでの強さを見せたピッチフォードがこのゲームを取り返して、最終ゲームへ。
もつれた最終ゲーム。ピッチフォードの快進撃に会場もヒートアップし、拍手が鳴り止まない。
前半はピチフォードのサービスが効いて、吉村は防戦一方となり、ピチフォードが6−2とリード。
ここから、吉村はチキータを多く取り入れて、徐々に差を縮めていき、6−9。ここでラリー中にボールが割れ、流れが変わり、8−9まで迫る。台から離れた引き合いではピッチフォードが優勢だったが、吉村は、前陣で早い攻撃を仕掛けていき、さらに2点連取して逆転勝利を収めた。
「ボールが割れたことは集中していたので気にならず、自分のプレーをするだけでした。次の大島が絶対に勝ってくれると信じて応援します」と吉村。
○1水谷隼 8,9,4 ドリンコール
○2吉村真晴 5,-12,-10,9,9 ピッチフォード
3大島祐哉 ー ウォーカー
4水谷隼 ー ピッチフォード
5吉村真晴 ー ドリンコール
最後は強気の攻めで決めた吉村
観客席に向かって気合いのガッツポーズ