【男子準決勝】３番大島、ウォーカーに敗れる

２９日のポーランド以来の登場となった大島祐哉は第１ゲームは硬さが見られた。それに対し、ウォーカーは前陣でコースをついて素早い攻めを仕掛けてくる。大島はペースがつかめずにこのゲームを落とした
第２ゲームも大島らしさが見られない。３−２から３−６と逆転を許し、ウォーカーは安定したバックハンドでドライブ、ブロックと厳しいコースで大島を苦しめた。大島も決めに行きたい場面での打ちミスが目立ち、このゲームもウォーカーが制した。
第３ゲームは、大島のフォアドライブが徐々に決まり始める。それに対し、ウォーカーはストップレシーブを増やして、大島の攻撃を防いでいく。４−２から４−５と逆転した場面で大島のタイムアウト。ここから、大島がフォアで積極的にドライブを仕掛けていき、接戦となったが、８本でこのゲームを奪った。
第３ゲームに続き、大島はフォアで攻撃を仕掛けていく。しかし、後半になると３球目、４球目で決めたいところを一発で決めきれずに、ラリーになるとウォーカーの広角な攻めで振り回され、ウォーカーに有利な展開。大島は９−８とリードしたが、受け身に回ってしまい、３点連続ウォーカーがラリーを制してウォーカーが勝利した

○１水谷隼　8,9,4　ドリンコール
○２吉村真晴　5,-12,-10,9,9　ピッチフォード
３大島祐哉　-6,-6,8,-9　ウォーカー○
４水谷隼　ー　ピッチフォード
５吉村真晴　ー　ドリンコール

持ち味が出し切れなかった大島

安定したバックハンドがドライブが冴えていたウォーカー

格上の大島に勝利ガッツポーズ