【女子】ドイツがストレート勝ち。日本との再戦が決まる

女子決勝トーナメント１回戦のドイツ対韓国の対戦はドイツが３−０のストレートでくだした。
トップのウィンタは前半は徐孝元のカットの変化に苦しんだが、それも徐々に慣れ始め、後半は大きく振り被る豪華なフォアドライブが炸裂し、徐孝元はカットで受けきれず、ウィンタがゲームカウント０−２から逆転勝利した。
２番は日本戦でも大活躍だったソルヤと梁夏銀。ラリー戦に強い梁夏銀がいくら返してもソルヤはそれをパワードライブでねじ伏せていく。コースを狙いたい梁夏銀だが、ソルヤのパワーに圧倒され、結果３−０でソルヤがとってドイツ王手。
３番はカットのイヴァンカンとサウスポーの朴英叔。イヴァンカンはカットマンながら隙あらばスマッシュを叩き込んでくる。それに対し、朴英叔が無理に決めに行く場面が多く、２−０とイヴァンカンがリード。あとがなくなった朴英叔は第３ゲームは開き直って攻めていき、２本で取ったが、第４ゲームは一進一退の展開でジュースに。フォアサイドを攻めていった朴英叔が１１−１０と先にマッチポインとを握ったが、決めようと打ち急いでしまい、逆転を許して１３−１１でイヴァンカンが勝利を決めた。
これにより、日本は準々決勝で再びドイツと対戦することが決まった。
昨日はまさかの敗戦となったが、逆境に強い日本。
同じ展開には絶対にさせないだろう。活躍に期待したい。

ドイツ３−０韓国
○１ウィンタ　-5,-6,7,2,6　徐孝元
○２ソルヤ　3,9,9,　梁夏銀
○３イヴァンカン　8,2,-2,10　朴英叔

ボディーワークがいいウィンタ。身体能力の高さがうかがえる

カットのイヴァンカン。攻撃も油断できない

２−０からの逆転負けを喫した徐孝元。流れをつかみたかったが…